霊猫あーちゃんとの生活 episode ZERO #006

私の日常にブゥが入ってきました。私は日課としている朝の霊的修行の為、毎朝5時には起きますがブゥはベランダに出る扉の前でいつも待っていました。嗅覚は猫よりも犬の方が優れていますが聴覚は猫の方が優れていると言われています。私が起きて来た音を察知していたのでしょう扉を開けてもらうのを心待ちにして待っていました。扉の前で待っている時は「ニャー ニャー」鳴いて、ここに居るよアピールをするのですが時には扉を開けて姿が見えない時もあります。そんな時は「ブゥ!居るの?おいでー!」というとどこからともなくやって来て外階段を勢いよく駆け上がってくるのでした。

ブゥの朝ご飯の時間です。猫は本来、夜行性なので食事の為の狩りは夜に行います。なので食事の時間も夜中のことが多いのですが人間にエサをもらう様になると人間の生活パターンに猫は合わせます。夜は寝て昼間に昼寝して過ごします。人間と暮すと食料を調達する為の時間が不要になりますのでそれが昼寝の時間になります。昼寝と言ってもうたた寝に近く起きて直ぐ行動出来ます。本来の必要な深い睡眠は3時間程度あれば良いらしく、うたた寝も含めると15時間以上寝て過ごすこともあるとのことです。

本当に羨ましいですね!

ただし、ただしです。霊魂学上では飼い主やエサを与えてくれる人間の幽体が不健康の場合はどんなに愛情たっぷりに可愛がって栄養満点の高級猫缶を猫の天寿を全うするまで毎日与えたとしてもその死後は暗く、不幸しか待っていません。詳しくは水波先生の著書をお読み頂きたいとおもいますがそう言った意味も含めてブゥは野良猫でありながら霊的修行者の私からエサをもらって撫でて貰えるのは物凄い幸運なことだと当時は考えておりました。

エサを食べ終えるとブゥはフッと姿を消します。まあ、食後の排泄だったり朝の散歩にでも出たのでしょう次にブゥの姿を見るのは私の出勤時になります。マイカーに乗って出かけようとするとブゥが不意に現れて鳴きながら足元に擦り寄ってきます。忙しい中、頭を撫でてお腹をさすります。このままブゥと遊んでいると会社に遅れてしまいますので車に乗って出ようすると今度はブゥが鳴き始めます。「行くな!行くな!もっと遊んで!」なのか「行ってらっしゃい!早く帰って来てね」なのかわかりませんが(おそらく前者です)車が見えなくなるまで鳴き続けます。

 

猫の聴覚が優れていることは先ほどお話しましたが私が仕事を終えて自宅に帰ってくる際にもブゥの聴覚はいかんなく発揮されます。自宅の車庫にバックで入庫しようとすると猫の鳴き声が聞こえます。ブゥでした車の中に私の姿を見つけて一段と声を張り上げ車に近づいて来ます。ブゥはいつも私が帰ってくるタイミングでお迎えに出て来てくれました。

車から降りるとブゥのスリスリ攻撃が始まります。ブゥは雄猫ですが雌猫もスリスリします。これは猫のヒゲの辺りには猫ごとに違う匂いを出すフェロモン器官がありスリスリしてこのフェロモンを対象物に付ける行為だと言われています。その理由は他の猫に「これは私の所有物だから近寄らないで」という意思表示だとのことです。

かくして私はブゥの所有物になったのでした。

ブゥに促されてエサを与えて急いで自分の夕食を済ますとまた二階のベランダに向かいます。扉の側にあぐらをかいて座るとそこにブゥが飛び乗ってきます。この頃の日課となっていたブゥとの「もふもふ」タイムが始まります。ブゥは私の太ももの上で丸くなってうたた寝をし出します。ブゥがほんの2週間前まで生粋の野良猫だったことが信じられないほどに無防備な姿でお腹を上に寝ています。そんなブゥの全身を私が「もふもふ」します。頭、耳、背中、足、お腹、尻尾、肉球、ブゥはどこを触っても決っして嫌がりませんでした。静かに目を閉じて気持ち良さそうにしています。例えるなら暖かく手触りの良い猫のぬいぐるみを抱いているようでした。猫、触り放題です。

私はブゥを撫でながらある考えを巡らせていました。

ブゥは野良猫だけど人間に対して濃密な接触を嫌がるどころかむしろ好む猫だ、自分は霊的修行者なので終生、霊的進歩を続けることを決めている。今生きているペット達の死後も人間同様暗い(人間のせいですが)幽体が健康で怖い世界に行かなければ猫の知性もグンと上がる。今も低く怖い世界に堕ちるペット達は増え続けている。高貴な霊魂方もそんなペット達の救済に動いて頂いているのだろうが幽界で怖い人間から逃げ回っているペットの霊魂達が同じ人の姿をした方達にすんなり近づいてくれるだろうか?

・・・・そうだ! 自分達と同じ姿をした者なら怖がらずに近づいてくれるのではないだろうか!

ブゥにペットを救う天使猫をして貰えば効率的にペットの霊魂を救って貰えるんじゃないか?ブゥが霊的修行者の自分の影響を受けて寿命を全うすればブゥは天使猫候補ぐらいにはなれるかもしれない。うん! そうだ!!

『ブゥおまえ!  うちの子になれ!』

続く

by  ゆたんぽ

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霊猫あーちゃんとの生活 episode ZERO #006」への6件のフィードバック

  1. ブゥちゃん可愛い~!(*´艸`*)
    飼っている猫って本当にずーっと寝ていますよね(笑)
    羨ましい~!

  2. すいません。内容の感想と言うより、ゆたんぽさんは物書きになられた方が良いのでは?
    話の持って行き方と、終わり方が絶妙です(^^)次が楽しみです。

    • ガンリキさんありがとうございます。
      最大級の賛辞のお言葉、嬉しく思います。
      この投稿はノンフィクションなのであーちゃんとの生活は現在進行形です(あーちゃんはまだ登場していませんが(笑))楽しみにしてくれる方がいる以上、週1の投稿を頑張って続けていきますね。

  3. たのしく読ませていただいています。
    ブゥちゃんに首輪がつきましたね^^
    霊猫あーちゃんの登場が待ち遠しいです。

  4. >かくして私はブゥの所有物になったのでした。

    (⌒▽⌒)アハハ、光景が目に浮かびます。なんてかわいい。

    猫ちゃんスリスリでその子の所有物になるなら、いくらでも大歓迎~(^^♪ 心いくまでスリスリされたい~~!

    猫ちゃんのスリスリは満喫するとして、
    霊魂学的には、今のこの低い幽気の世の中、ひとつ気を付けるべきスリスリがありまして、
    それは邪霊のスリスリです。

    幽体から間気を漏らしていたり、低い幽気を吸いこんでいたりしますと、
    邪霊が寄ってきて、低い幽気をスリスリ目印につけられて、俺の所有物~!!!
    といつまでも寄られることがあるようです。そんな恐ろしいスリスリは、どんな人でも勘弁してくれ(TT)ですよね。
    皆で幽体をピカピカに鍛えて、邪霊に寄られないように気をつけましょう。

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