霊猫あーちゃんとの生活 #015

ー  あーちゃん動物病院へ行く  中編  ー

いよいよあーちゃんがP動物病院へ予防接種と健康診断へ行く段になってあーちゃんの健康上で少し不安な出来事が発生しました。当時あーちゃんがうちの子になって約1年経っていたのですがあーちゃんが時々、粗相をするようになってしまったのです。つまりトイレ以外の場所でオシッコをしてしまうのです。

最初は毎日のトイレ掃除でウンチはあるのにオシッコが無い日があることに気づいたのが始まりでした。猫は普通、個体差はあるもののオシッコもウンチも1日、1〜3回くらいするのが普通と言われています。最初はそんな日もあるかなくらいに考えていたのですがその頻度が少しずつ増えてきたのでした。明らかにに異常であると感じました。

結論から言うとあーちゃんはオシッコはちゃんとしていました。ただトイレではなくトイレから50センチも離れていないキャットタワーの台座の隅で時々していたのです。とりあえずはオシッコが出ない病気、尿路結石ではなかったので胸を撫で下ろしました。猫が人間が用意したトイレで用を足さない理由にはいくつか考えられます。

 

まず1つ目は単純にトイレが気に入らないこと

しかしこれは非常に考えにくいことでした。あーちゃんをうちの子として迎えるにあたって私も事前に色々調べましたが猫はトイレに関しては結構こだわりが強い動物なのです。まず猫1頭に対して自由に排泄出来るその猫専用トイレが2台あること、多頭飼育だと家中、猫のトイレだらけになってしまうのでよほどの大金持ちのお屋敷住まいで無いと不可能な条件なのでしょうが幸いうちはあーちゃんだけなのでクリアできる条件です。それもあーちゃんがゆったり用を足せるように一般的によく出るサイズより1サイズ大きな猫用トイレを2台購入しました。

加えてトイレ用の猫砂にも猫はこだわりがあるのです。砂の掻き心地とか掛け心地なんでしょうか?まあ人間で言うところのトイレットペーパーの好みと言ったところでしょうか。しかし市販されている膨大な数の猫砂を1つ1つ試すのも骨が折れる作業です。実際試したところで大きな違いは分かりそうにありません。1番良いのは一通り試した後にあーちゃんが「先月試したA社のBと言う猫砂が掻き心地、掛け心地ともに最高だニャン!あれにしてくれニャン!」と指摘してくれればそれに決めるのですがそれは望み薄なのでここはあーちゃんが保護猫ハウス時代に使っていたものと全く同じ物を使用することに決めました。市場の評価も高い製品で有名なメーカーのものなので間違いないかなと言うのもありました。

まあ色々、講釈を並べましたが現時点では理想だと考えうる選択をしたと思っておりますのであーちゃん多少の不満はあったとしても我慢してね、と言ったところでしょうか。

 

2つ目は病気が原因でトイレでオシッコをしたがらないこと

最初に疑った病気の尿路結石ですが2日も3日もオシッコが出ないということならもう緊急事態です。直ぐに動物病院に行く必要があります。あーちゃんの時は最高で4日間オシッコを確認できませんでした。この時はさすがに怖くなってあーちゃんを抱えて動物病院に駆け込もうと考えましたがあーちゃんが全くいつも通りなのです。食欲はあるし水はゴクゴク飲んでいるしスリスリ、ゴロゴロ甘えっぱなしです。もしこれで重症の尿路結石だったらそれはそれで背筋が凍ります。実際は隠れてトイレ以外でオシッコをしていたわけですからそれが分かったときは粗相をしたあーちゃんを叱るというより安心したほうが先に立ち叱ることはしませんでした。

猫は尿路結石にかかりやすい動物です。元々、イエネコの祖先であるリビアヤマネコが砂漠に住むヤマネコであった為に少ない水で生きていけるように体が作られています。体内にある水を無駄遣いしないようにオシッコが濃く作られるようになっています。その為に尿路結石になりやすいと言われています。結石が作られると排尿の際に痛いので痛みとトイレのイメージが重なってしまいトイレ自体を嫌うようになってしまうのです。でも痛くても排尿を我慢出来ずトイレ以外でオシッコをしてしまうというのが病気の場合の粗相の理由です。

あーちゃんの粗相の理由がトイレ嫌いから来るものか病気から来るものか尿検査をしてみればはっきりします。勿論、尿路結石で無くても血液検査をしてみれば何かしらの病気の兆候が分かるかもしれません。しかしあーちゃんが尿路結石と言うのは1年間一緒に暮らしてみてどうも腑に落ちません。尿路結石は雌猫よりも尿管の長い雄猫に多い病気ですし水を飲むことが余り好きではない猫は更に罹患率が高くなるのです。

あーちゃんはそのどちらにも当てはまりません。雌猫ですし水も毎日、ブラッシングの後でゴクゴクと喉を鳴らして美味しそうに飲んでいます。あーちゃんの具合が悪そうであれば直ぐにでも動物病院に行くのですが相変わらず元気な状態が続いています。そうこうしているうちにあーちゃんを動物病院に連れて行く日が来ました。

あーちゃんを動物病院に連れて行く朝、準備を整えてあーちゃんをケージに入れようと家の中を探していると

あーちゃん1階にある猫トイレで勢いよくオシッコをしてました。あーちゃんいつもは朝にオシッコなんかしないのに。その日の検査はオシッコの検査だけ出来ませんでした。このことをP動物病院のM先生に話したら

「あーちゃんに気付かれましたね」と笑って言われました。

後編に続く

byゆたんぽ

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霊猫あーちゃんとの生活 #015」への3件のフィードバック

  1. あーちゃんシリーズは、ちょっとした猫図鑑ですね(笑)

    私生活でキジトラ猫を見ると、意識してしますう自分がいます(笑)

    最後の写真は、病院へ行きたくないサインですか?

    今年も楽しみにしております。

  2. 猫の尿路結石にそんな理由があったとは・・・勉強になりました。
    一枚目のあーちゃん、美人さんですね。2枚目もかわいい(^v^)

  3. 他の所でオシッコしちゃうと大変ですね~(´・ω・`)
    ずっと家で飼うとそういう事もあるんですね~。

群馬ブログ編集部:ゆず にコメントする コメントをキャンセル