「霊魂研究へのいざない」を再読して

本書の副題は「死後の世界や霊魂について学ぶには」となっています。

また、表紙には、

「霊魂を信じた人が最初に読む本。霊魂が居るかもしれません。 死後の世界があったとしたら、地獄へは落ちたくありません。今をどう生きるかで 死後が変わるかもしれません。では、どうしたら死後が分かるのでしょうか。
多数ある本の中で、どれを読めば良いのでしょうか。
霊魂が居ると思った人は、まずは入門書を読みましょう。
本当の霊媒現象を知りましょう。」

とあります。

さらに、「はじめに」において、

「私は霊媒です。霊媒というのは、霊魂の思いや主張をこの世に表現する、いわば受信機のような存在です。」

とされた上で、

「死後の世界の事についても教えてくれました。どんな人が死後苦しむのかも分かりました。ですが、その主張は他の人の主張とは違っていました。

当時、世の中に流れている情報では、死後は悪い事をした人が地獄のような世界に入る、という主張が多かったのですが、私に情報をくれる霊魂達の主張は違っていました。
『悪い事をしたから苦しい世界に入る、というような事ではない。』と言うのでした。
彼らは私に、『真実を知らせたい。』と、言ってきたのです。」

さらに、

「霊魂の世界の事は、この世の人間には分かりません。まずは、霊魂の言う事を聞いてみると良いと思えます。本書は霊媒が書いた、霊魂研究についての書です。」

と「はじめに」を結ばれています。

《契山館》で主張されている《水波霊魂学》が、それ以前の宗教的教義や、様々な霊的思想等と異なっている点、それは、死後に地獄のような苦しみの世界へ入ってしまうのは、この世の善悪の基準における悪い事をしたからではなく、《幽体》という霊的身体を鍛え、健全化しておかなかったからだという点でしょう。

《水波霊魂学》では、《幽体》を鍛え、健全化することの重要性が繰り返されています。

中には、《幽体》を鍛える事がそれほど重要なのであれば、《水波霊魂学》が登場するまで、なぜ、その事が述べられてこなかったのか?と疑問に思われる方がおられるかもしれません。

その理由に関しても、本書に詳しい説明があります。

本書の最終章「第十章 霊魂に聞いた話」の「3 この世の人生に必要な事」では、

「人は誰でも必死に生きています。下げたくもない頭を下げてでも、仕事をしないと生きられません。

ですから、どうしても願望の達成や御利益にばかりに目が行ってしまいます。

ですが、霊魂に聞くと、それではいけないそうです。

人は霊魂の世界でも生きる霊的な生命体です。

人生をこの世の百年のみで考えると不幸になるそうです。

この世だけを見ていれば、目の前の利益しか目に入りません。

ですが、あの世を考えなければ、取り返しがつかない事になるそうです。」

とあり、

「この世の善悪で、あの世の幸不幸が決まる訳ではないのです。」

「霊的な真実を知らねばなりません。その為には、霊魂に聞くしかありません。」

と本文を結ばれています。

また、「おわりに」において、

「結局、普通の人が死後や霊魂について知ろうとすれば、より信憑性の高い霊媒を探すしかありません。」

とされた上で、

「まずは、死後、苦しまなくても済むようになりたいものです。」

と本書を結ばれています。

このブログをお読みの皆様は、《水波一郎先生》という最高の霊媒をご存知なのですから、もうこれ以上、霊媒をお探しになる必要はありません。

そして、間違っても、肉体の死後、地獄のような苦しみの世界に入ることがないように、まず、本書「霊魂研究へのいざない」をお読み頂きたいと思います。

その上で、更に《水波霊魂学》の学びを深められつつ、《神伝の法》の霊的トレーニングによって、《幽体》を鍛え、健全化していって頂きたいと願っております。

《契山館》では、各地で定期的に開催されている《支部集会・分会集会》の見学も受け付けております。

開催日時等は、各支部・分会、または《契山館広報部》へ、お問い合わせ下さい。

《契山館》は、各人の自由意思を重視していて、強引な勧誘活動等は、一切行っておりませんので、ご質問等がおありの方も、ぜひ、足をお運び下さい。

ご参考までに、本書の目次を転記しておきます。

目次

はじめに

第一章 霊魂は居る?
1 霊魂の勉強が必要です
2 霊魂は居ないと言う人達の考え
3 それでも、居ないという人達
4 証言の真偽
5 霊魂の実在の研究

第二章 さまざまな説
1 霊魂は居ないのか
2 霊魂の確証
3 霊的な説の真偽

第三章 勉強の方法
1 明らかな嘘をはずす
2 定義の違い
3 本の選び方
4 本のポイント

第四章 霊魂現象の現実
1 霊魂の思いを知るには
2 霊能力者と病気の人との違い
3 霊能力者の限界
4 霊媒現象
5 霊媒現象のミス

第五章 霊魂と霊媒
1 霊魂が霊媒を使用するには
2 霊魂が知っている事
3 ニセモノという誤解

第六章 霊媒になろうとする人
1 真実の探求
2 霊媒現象の練習
3 霊媒の恐怖
4 ニセモノの主張

第七章 幽体の研究
1 幽体という身体
2 幽体の性質
3 この世の人の幽体

第八章 この世の人にとっての最善
1 霊的な体験
2 研究すべき事
3 最高の霊魂通信

第九章 死後の世界の現実
1 死後の世界へ行く時
2 心の中の思い

第十章 霊魂に聞いた話
1 この世で霊魂を信じなかった人
2 この世でニセモノの霊能力者を信じた人
3 この世の人生に必要な事

おわりに

byなおいー

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「霊魂研究へのいざない」を再読して」への3件のフィードバック

  1. 仮に死後の世界があるとするならば、私たちはこの世の生活を終えてもまだ存在しなければなりません。

    この世での生活では生きて行くためにいろいろ生計を立てたましたが、死後の世界ではその常識が全く通じないとのことです。

    地上での行いの良し悪しが死後行く世界を決めるという主張では、矛盾を感じざるをえません。

    肉体とは違い、食べなくても寝なくても生きて行ける幽体と言う身体に変わり生きて行くわけですから、私たちは勉強をし直さなければいけません。

    霊魂や死後の世界に興味を持たれた方は、是非読んでいただきたいです。

    この書籍は、初心者でも分かりやすい内容だと思います。

    ではありますが、霊媒現象の実態も詳細に書かれていて、安易に霊媒を目指すものではないと言う事も分かると思います。

    偽物の霊媒の主張に騙されないための知識も身に付くと思います。

  2. とにかくまず死後の世界で振り分けられる法則の原理を理解して不幸な死後の世界に入らない準備をする。
    それだけのことを主張しているだけなんですけどね。
    難しい教義や過酷な修行がある訳でもなく特別な資格や能力が必要と言う訳でもない。
    とにかく一度、論理的な破綻を見つけるアラ探し目的でも構わないので読んで欲しいです。数ある主張の一つの知識としてストックするだけでも死後、不本意な世界に行ったとき役立つはずです。
    本当は生きているうちに準備するのがベストチョイスなのですが・・・・

  3. 世の中には色んな説があるし、ネットで死後の事でも検索すると、
    色んな事が書かれていて、一体どれが正しいのか?全く分からないと思います。
    ぜひ、一番最初にこの本を読んで頂きたいです!

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