前回、『指導霊』を再読して(その1)に続いての内容です。
《第6章 修行の指導》《3 神伝鎮魂法》においては、
(引用始め)
「禊法の団体には人が集まらない。宣伝しても人々は関心がなかった。人々の関心は先祖供養か御利益、更には超能力だったからである。
現代は情報社会であった。良い情報も悪い情報も速く伝わる。ただし、人々が無関心な情報は発信する術が少ないのであった。
(引用終わり)
と述べられています。
もし仮に、《契山館》で《神伝の法》の霊的トレーニングを行えば、何でも願い事が叶うとか、超能力が身に付く等と宣伝をすれば、希望者が殺到するのかもしれません。
しかし、私達は口が裂けても、そのような事は申し上げられません。
なぜならば、それは真実ではないからです。
《神伝の法》を行うには、《指導霊》との契約が不可欠で、正統な《指導霊》の関与がなければ、成果が得られないばかりか、危険な状況さえ招きかねません。
そして、《指導霊》が望んでおられることは、私達の《幽体》等の霊的身体が成長し、霊的に進歩向上していくこと以外にはありません。
ですから、その願いが叶うことが、霊的な進歩向上に繋がるのであれば、結果として、願いが実現することはあるかもしれません。
しかし、霊的な進歩向上に繋がらないような願いの実現に、本来の《指導霊》が助力をすることは、決してないと言えます。
もし、そのような利己的な願いの実現に協力する霊魂が存在したら、それは、私達の真の意味での幸福を願ってはいない、本来の《指導霊》ではない霊魂だと言えます。
とにかく、今、私達が為すべきことは、《神伝の法》の霊的トレーニングを習得し、日々、実習していく事です。私達が、救われる道は、それ以外には存在しないのが現実です。
しかし、《契山館》では、皆様の自由意思を尊重していますので、強引な勧誘行為等は、一切、行いません。
ですから、情報は提供致しますが、あくまでも、皆様の自由意思により求めて頂くしかありません。
このブログ等の内容が、バカバカしくて読むに堪えないと思われるなら、私達に成す術はありません。
でももし、ほんのわずかでも、真実である可能性があると思われるなら、一度、《契山館》の主張が、もし真実であったとしたら、という仮定の下に、人生や人間、《死後の世界》や《霊魂》の事などについて、考察してみて頂きたいと願っております。
そして、ご質問や疑問点などがおありでしたら、ぜひ、一度、開催日時をお問い合わせの上、各地の《支部集会・分会集会》へお越し下さい。
前記の通り、強引な勧誘活動は。行いませんので、安心してお問い合わせ下さい。
最後に、本書《指導霊》の目次を転記しておきます。
目次
はじめに
第一章 あの世へ
1 辛かった人生
2 旅立ち
3 とまどい
4 平安
5 喜び
第二章 この世で
1 初めて知る事
2 この世にいる霊魂
3 神仏
4 信仰
5 この世の人の救い
第三章 霊魂の世界で
1 勉強
2 霊魂達の生活
3 仏
4 脱出
5新しい経験
第四章 この世の指導
1 指導霊の活動
2 守護霊の活動
3 補助の霊の活動
4 悪い霊魂
5 霊魂の技術
第五章 物質の世界の集団
1 霊魂の世界の修行
2 平和を求める人々
3 政治4 食べる事
5 スポーツ
第六章 修行の指導
1 禊
2 禊法の指導霊
3 神伝鎮魂法
4 家庭での修行
5 霊体の修行
第七章 困難を越えて
1 疑念
2 霊魂の世界での苦悩
3 霊的な祓い
4 世界の事情
5 妨害
第八章 高級霊魂の活動
1 霊的なクリスマス
2 ニセモノからの離脱
3 守護霊とは
4 霊魂の権限
5 未来のために
おわりに
byなおいー
♬♪ お近くの支部集会へ、ご見学に来ませんか? ♪♬
物質の世界で生きていれば願い事が物質的になってしまうのは仕方がありません。しかし、人間は本来霊的生命体なので死後の事も視野に入れて生きなければいけません。守護霊、そして指導霊様方にも自由意思がありますので、辛い思いをしてまで人間の指導に関わらなくても良いのかもしれません。それでも諦めずに、今現在も私たち人類のために活動して下さっております。それは、私たちが思う以上に愛が深い故だと思いまし、このままでは人類が死後大変なことになってしまう事を良く知っているからだと思います。
三欲(食欲、性欲、休息欲)があるのは肉体を生かし続ける為には必要不可欠ですが貯めておくことが出来ません。
都度、必要な時に折合いを付けて消化していくしかありませんが厄介なのは名誉欲や支配欲などの承認欲求です。
これは満たされることはまずありませんし霊的進歩を妨げる弊害でしかありません。
神伝の法に御利益があるとすればこの無限に膨張しようとする終わりのない欲求を小さくして上手くコントロール出来るようになることでしょうか。
霊的生命体の成長に本来不要なものですから当然と言えば当然なんですけどね。
高級「霊魂」ですからね~。
守護「霊」だし、指導「霊」だし、神様も仏様も、みんな死後の存在ですよ?
しかも、人間は必ず、死ぬとすれば、
人間の死後が一番大事に決まっています!
指導霊方は肉体で生きてはおられませんが、私達と同じく、毎日毎日苦しみ、悩み、懸命に幽界を生きておられます。私達が、今も、肉体を失った後も、正しく成長できるように導こうとされています。
もし死後の世界があり、自分にとっての本当の親にあたる存在がいるとしたら、今、自分がどうあることを望むのか、それを思いますと、運気向上とか、お金ががっぽがっぽとか、そういった物理的な事柄が本当に自分にとって大切なことなのかどうか、ヒントが見つかるように思うのですが、いかがでしょうか。
是非書籍をご覧いただき、指導霊方の思いに触れていただきたいと思います。
守護霊様、指導霊様の目に、自分はどう映るのかと、時々考えるようにしています。
悲しませるような事、恥をかかせるようなことはしていないかと…。
きっと、どなたの守護霊様、指導霊様も、担当の人間を死後不幸にしないように、真実へ、本物へ導きたいと必死に呼びかけていると思います。