地獄の門

私は筋金入りのテレビっ子です。それは物心ついた頃から今日に至るまで何も変わりません。正に『TV  in my  life 」です。しかし21世紀に入り間も無く20年近くになろうとする今日、TVを取り巻く環境は時代と共に変化しています。白黒放送からカラー放送へ、そして音声多重のステレオ放送、タイムシフトが可能になった家庭用ビデオデッキの普及、大画面ブラウン管のブーム、衛星放送によるアナログハイビジョン放送の開始とそれに伴う画面サイズ16:9への変化、液晶テレビを始めとする薄型大画面テレビの台頭、ハイビジョン放送はデジタルへと移行し地上波もアナログからデジタルハイビジョン放送への完全移行しました。そして東京オリンピックに向け衛星放送による4K、8K の試験放送の開始とハードウエアの進歩は止まることを知りませんきっと今後ももの凄い勢いで進歩していくでしょう。

しかしハードウエアは爆発的進歩を遂げていますがソフトウエア、そこに乗せ伝搬させるソース、ニュースだったりバラエティーだったりドラマは時代の変化や人々のニーズに合わせて変化はしているもののハードウエアの進歩ほど大きく様変わりしていません。

余談ですがこの正月の深夜にトレンディードラマの走りとなる有名なドラマが1週間程度の期間に一挙放送されました。今、面白いと観るドラマはほぼ海外ドラマになってしまいました。日本のドラマはたまに良い拾い物が出ますが殆どが大ヒット海外ドラマの劣化コピー版で見るに耐えません。第1話を見て続きが観たいと感じなければ直ぐに観るのをやめます。海外ドラマもそうですが面白いと感じるドラマは第1話で心を鷲掴みされ早く続きが観たいと思わせます。

でこの昔のトレンディードラマ放送当時は放送日が待ち遠しいとビデオで録画せずにリアルタイムで観ていたくらいハマっていたドラマでしたがさすがに20年近く経つドラマですし当然結末も知っていますので単なる興味本意で古臭さを笑ってやろうとHDDレコーダーで録画して観てみました。当然つまんなかったら1話で止めるルールは適用されます。

結果、最終話まで観てしまいました。毎話、号泣ポイントありで!

改めて気がついたのですが主人公の設定年齢が私とタメだったのです。学年もおんなじです(年齢がバレますね)。当時とは鑑賞の視点が変化しているのでしょうか?「うわー  この女、嫌いだわー  俺は無理」と感じていた登場人物が「うん、分かる。これは仕方ない」になっていたり「えー この選択はあり得ん!」が「んーん、後々のことを考えればこっちが正解か」と変わっていました。

「それだけ俺も歳を重ねて分別がつくようになったのか」

などと充分に古いドラマを満喫出来ました。やはり良いものは色あせないのかもしれません。しかしこれはドラマです。いわば作り話です。どんなに没頭して喜怒哀楽をあらわにしても停止ボタンを押せば日常の現実世界に戻れます。

私はこんなフィクションのお話も大好きですが一方で情報番組やドキュメンタリーも大好きです。先日のことですが番組表でとある情報番組の内容告知に目が止まりました。その番組は世の中のあらゆる事象に目を向けて科学的見地から効能やより有効性の高いノウハウを紹介する番組です。かなりの長寿番組でMCは番組開始当初から変わっていませんがアシスタントは何代にも渡って交代しています。人気があるから長く続いているのでしょう。

今回のテーマは『今人気の修行体験の秘密』でした。

この番組は興味のあるテーマの時は観ているのですがそれ以外の時は観ていません。しかしこのテーマ、観る前から悪い予感しかしません。実際にその予感は見事に的中しました。

あまり詳細にお話してしまうと差し障りが有るのでさらりと流しますが修行体験場所は群馬県の某所、山岳信仰からくる山伏修行体験ツアー(勿論、有料です)一泊二日をレポーターが実際に体験するものです。修行内容も細かくは触れませんが問題なのはそれぞれの修行の心理学的効能を心理学者が解説している点です。

ある修行では普通ではない意識状態(心理学では変性意識状態と呼ぶそうです)におちいり自分の中にある本音とか願望とかを湧き上がらせる効果があるそうです。それによって心の奥底から掃除が始まっていくそうです。

また他の修行では冷たさとか痛さとか膨大な刺激を与えることにより思考を停止させて幸福感を与えてスッキリすることが出来ると解説されていました。

レポーターは修行を終えて自分を変えるヒントを修行体験でつかんだと締めくくられていました。

この情報番組、下手なホラーやサスペンスのドラマより怖いと感じました。ドラマならこれは作り話だと理解した上で楽しむことが出来ますがこれは頂けません。何故、私が怖いと感じたかは契山館のHPでの主張をご覧になって頂くか水波一郎先生の著書を読んで下さい。何も知らずに地獄の門をくぐるよりも何故、地獄の門をくぐってしまったのか知っていた方がまだマシでしょう。

今は地獄の門が至るところに口を開けています。おどろおどろしい門なら誰でもくぐることをためらうでしょう。しかし現在はそんな分かり易い地獄の門ばかりではなく、くぐったことも気が付かない地獄の門がそこかしこにひしめいています。

契山館にはその地獄の門を見つけ避けて通れるすべを伝えることが出来ます。

契山館の門をくぐって下さい。

byゆたんぽ

♬♪ お近くの支部集会へ、ご見学に来ませんか? ♪♬

☆  メールフォーム 

 

5 thoughts on “地獄の門

  1. 私もこの番組の滝行の一部のところだけ見ておりました。修行体験となると何故か「座禅」や「滝行」は人気がありますよね。冬の極寒の中、印を組み呪文を唱え滝の冷たさに耐えることにより、
    スッキリ感と達成感を感じるわけですが、霊的視点が全くありませんでした。

    滝行をすることにより、幽体は?幽気は?間気は?どうなっているのか。指導的な霊魂はそばにいるのか?邪霊ならどうする?その結果、取り返しのつかないことになってしまったらどう責任を取るのか?

    修行法は、霊魂学が無ければ道路交通法を知らずに道路を車で走っているようなものです。

    目に見えない世界だけに、生兵法は怪我の元です。

  2. 肉体を過酷に晒す事が修行だというイメージが有るんでしょうね。
    辛い事があれば、それに応じた成果が得られると、肉体は考えやすいのかもしれません。
    そういうイメージを植え付けたものがあったのかも。

  3. はぁ(´ヘ`;)って感じですねよね~(-.-;)
    霊的な修行は、高級な霊魂の協力が無いと意味がないっていう事くらい分かりそうなのに(-.-;)
    せめてこのブログを見た方は、騙せれないように気を付けて下さい!
    地獄の門をくぐる事になりますよ(-.-;)

  4. 地獄の門…、本当ですね…。
    私は別の番組だと思いますが、滝行ブームの体験レポートを見ました。
    「達成感が半端ない!」という感想でしたが、宗教的な意識が欠如していて、世も末だなぁと悲しくなりました。(T_T)

  5. 口には出さないまでも、内心修行をしてみたい、神秘的な気持ちに満たされたい、という方は大勢いらっしゃるんですよね。その気持ちを正しい方向に導いてくれる団体が沢山あれば何も問題ないですが…。それだけ世の中偽物ばかり、本物が見つけにくいなんて、本物に悲しい世の中です。

    私は小さい頃見ていたアルプスの少女ハイジが、大人になってから再見して妙に染みましたよ~(^o^)

ふーみん にコメントする コメントをキャンセル