自殺しても楽にはならない

新型コロナウイルスの影響で経済状況が悪化しているためか、最近、SNS等にも「死にたい」などといった投稿が増えているそうです。

それほど苦しいということで、「その苦しみから逃れたい」とか、「死んだ方が楽だ」などと思っておられる方が、少なくないと推測されます。

実際、経済状態が悪化すると、自殺者が増えると聞いたことがあります。

その根底には、「死んだら全てが終わるのだから、苦しみから解放される」とか、「あの世の方が、この世よりは楽だろう」などという考えがあるのかもしれません。

逆に、「この世でどんなに苦しくても、あの世の苦しみよりはマシだ」と考えていれば、どんなに苦しくても、自殺を選択する可能性は低いでしょう。

では実際はどうなのでしょうか?

まず、人間が死ねば消滅して終わりである、とは未だかつて1度も証明されていません。逆に、人間が死後、《霊魂》として《死後の世界》で生き続ける、とも証明されてはいません。

すなわち、客観的には、肉体の死後、個人の個性が《霊魂》と存続するかどうかは、判明していないのです。

私は経験上、人間が死後、《霊魂》として《死後の世界》で生き続けると確信しています。

しかし、繰り返しになりますが、それを証明することは出来ません。ですから、どのように考えるかは、その方の自由です。

ただし、《死後の世界》がないという証拠はないのですから、安易に「死んだら終わる」との結論を出すべきではないと思います。

ここからは、死とは肉体の死のことであって、死後は《幽体》という霊的な身体が、肉体から離れて、《幽質界》という《死後の世界》へ入る、と言う仮定を前提に話を進めて参ります。

まず、《幽質界》がどのような世界かと言いますと、ある基準に基づいた階層世界になっているそうです。

上の世界ほど《幽体》が健全で成長していて、強い《幽体オーラ》を放っている《霊魂》が入る世界です。この世と比べれば、まるで天国のような幸せな世界だと言えるでしょう。

一方、下の世界ほど《幽体》が不健全で未成長で、《幽体オーラ》も弱い《霊魂》が入る世界です。この世に存在する、どのような苦痛とも比較にならないほどの、塗炭の苦しみ満ちた、まるで地獄に感じられるような世界なのだそうです。

もし、自殺をした方が、《幽質界》でも上の世界へ入れるとすれば、その方は、この世の苦しみから解放され、幸せに生きることが出来るでしょう。

でも、もし下の世界へ入ってしまったら、その方は、この世の苦しみから逃れるどころか、もっと酷い苦痛と恐怖に苛まれ続けることになってしまいます。

《幽質界》には死という終わりがないので、もう自殺も出来ません。ですから、その苦しみには終わりがないのです。

では自殺者は、《幽質界》では、どのような世界へ入るのでしょうが?

まず原則として、どんな死に方をしても、それは〈物質界〉から《幽質界》への移行に過ぎず、死に方によって、入る世界が決まるわけではありません。

例えば、穏やかな死に方なら上の世界へ入り、悲惨な死に方だと下の世界へ落ちる、などということはないそうです。

ですから、自殺をしたからという理由のみで、下の世界へ落ちることはないと考えられます。

ただし、ただしです。

物質界で自殺を考えるほどに苦しんだ方の《幽体》が、健全で強い《幽体オーラ》を放ち、守護霊等の視界に入っている、というような可能性は極めて低いと考えられます。

多くの場合、悪い霊魂の影響を受けたり、攻撃的な念を受けたりして、《幽体》は不健全でボロボロになり、《幽体オーラ》が出にくい状態になってしまっているでしょう。

《幽体》が、そのような状態では、その不健全な《幽体》に適した、下層の《幽質界》にしか入ることが出来ないのです。

実際、自殺をして《幽質界》に入った方の多くは、「こんなに苦しい思いをするくらいなら、物質界に居た方が良かった。物質界の方が楽だった。戻れるものなら戻りたい。自殺などしなければ良かった。」と後悔するそうです。

どうか自殺を考えるくらいだったら、死んだつもりで、《幽体》を健全化させるための《霊的トレーニング法》を習得する道を、探って頂きたいと思います。

その《霊的トレーニング法》が《契山館》にはあります。それこそが《神伝の法(神伝禊法と神伝鎮魂法)》です。

まず、《幽体》を健全化することを第一に考えて頂きたいのです。《幽体》の状態以外には、《幽質界》で入る世界を決める基準はないのですから。

《神伝の法》により、きっと人生の別の面が、明らかになってくることでしょう。

byなおいー

by

☆✉  メールフォーム  ✉☆

 

自殺しても楽にはならない」への3件のフィードバック

  1. 自殺を考える人は、とにかく今の苦しみから逃れたいのでしょう。

    死後の世界などないと思う人には、何を言っても無駄ですが、水波霊魂学と言う死後の世界の正しい知識が現代にはあるのです。

    何とか、ここにたどり着いて欲しいです。

    死んでからでは、遅いのです。

  2. 今の世の中で、そのままの幽体だと、死後は大変な世界に入りますよ((((;゜Д゜))))ブルブル
    死んだら楽になると思ったら大間違いです。
    死ぬ事も出来ずに、永遠に苦しむからです。
    幽体を成長させて欲しいです。

  3. 生きていても何も良いことがない、死んだ方がマシだ、なんて思われる方、
    もし水波霊魂学をご存じでないのなら、そうお感じになるのも当然なように私は思います。

    霊魂学無しに生きるなんて、考えただけで苦しいです。
    私にもその時間があったわけですが、今思えば、よくもまぁ生きてこられたなぁ、
    死なずになんとか水波霊魂学にたどり着けて、本当に良かったと心から思います。

    人間は肉体とともに幽体という霊的身体を重ね合わせた生命体であり、その人間の幽的、霊的な部分を見つめることなく、人生を生きているだけであれば、どんなに物理的に恵まれた条件で過ごしていても、もっともっと満足したいと、どこまでいっても限りなく欲望が高まるだけです。
    霊的な生命体である人間は、霊的な部分を満足させる必要があったのです。

    今の人生が悲しみでいっぱいであるなら、涙を流したままで構いません、
    どうか水波霊魂学の各書籍をお読みください。
    そしてできれば、霊的な部分に高級な刺激を与えるトレーニングを行っていただければと、なおいーさんはじめ、会員一同切に願っております。

    霊的トレーニングを行いますと、分かります。人間は必ず誰でも報われるようにできています。
    ただ残念ながら、その方法が世に知れていないだけなのです。

    絶望の涙は、必ず止まります。まずあなたがその方法を知るお一人になっていただければと思います。

ふーみん へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です