『霊魂三国史』を拝読して

アマゾンにおいて、『霊魂三国史』の電子書籍版(kindle版)と、ペーパーバック版(紙の書籍)の販売が開始されましたので、拝読させて頂きました。

本書には、アジアにおける、いわゆる中国、朝鮮、日本の三国を中心とした国々の間の、戦乱の歴史が綴られています。

この世に舞い戻った霊魂の軍隊による戦乱の歴史です。

この世における、肉体を持った人間達による戦争について述べられたものでも、《死後の世界》である、《幽質界》での戦争について述べられたものでもありません。

肉体の死後、一旦、《幽質界》の下の世界に落ちたものの、その塗炭の苦しみに耐えかねて、この世に舞い戻ってきた、霊魂達によって組織された軍隊による、戦乱の記録なのです。

要するに、この世を舞台にした戦争ではあっても、肉体を持たない霊魂同士の戦いについて書かれているので、人間の肉眼で見える戦いに関する記録ではありません。

まるで歴史小説のように読むことが可能ですが、本書が霊媒である《水波一郎師》を通して、世に出されたということは、本書が、霊的な史実であることは明らかでしょう。

同じ物質界における戦争でも、肉体を持った人間同士の戦争と、肉体を持たない霊魂同士の戦争には、共通する点もありますが、多くの場合、その目的が大きく異なることが興味深く感じられました。

それは、肉体を持つ者と持たない者、食べなくては生きられない者と食べる必要がない者、有限の物質に縛られる者と、念で必要な物は全て創出することが出来る者、すなわち〈人間〉と《霊魂》との違いを象徴しているかのようでした。

現代に生きる私達は、本書から何を学ぶべきなのでしょうか?

今、私達人間が、最優先で取り組むべきことは何なのでしょうか?

本書、そして、本書内で紹介されている他の書籍や、ホームページ等を通して、今こそ私達は、その回答を得るべき時を迎えているように思えてなりません。

思い返してみれば、《水波一郎師》著の『ネコの死後はどうなるの?』第三章第5節『救いの兆し』には、主人公のネコ達が、天使の猫に『《幽体》を成長させるために、物質の世界に戻って修行する』ように指導される場面があります。

そして、同書の第七章『希望』には、ネコ達が《高級な幽気》を吸収して、自身の《幽体》を成長させるために、『《幽体》が眩しい人を探す』という場面がありました。

もちろん、これらのことは、人間の《霊魂》にとっても《救い》になり得るのでしょう。

やはり、《幽体が眩しい人間》、すなわち《神伝の法》の《霊的トレーニング》を実習して《幽体》を成長させ、《幽体オーラ》が良く伸びている方を、一人でも多く増やすことが大切なのだと思います。

《幽体オーラ》が伸びた方が増えれば増えただけ、この世で救いを求めている《霊魂》の方々が、《幽体が眩しい人間》を見つけやすくなり、結果として《高級な幽気》を降ろして下さる《指導霊・補助霊》の方々との、接点を持つための機会が増えると考えられるのです。

そのためには、研修会などで、《霊的な儀式》を行う機会を、増やしていくことが、何よりも大切だと申せましょう。

もちろん、そもそも物質界の私達人間が、皆、《神伝の法》を実習する時代になれば、《幽質界》で下の世界に落ちる《霊魂》も居なくなり、その苦しみから逃れて、物質界に舞い戻る必要もなくなるわけで、問題は根本的に解決されることでしょう。

そうなれば、物質界の霊的環境も良好になり、この世の様々な争いや混乱、過度の競争なども、収まる可能性がありそうです。

やはり、少しでも早く、一人でも多くの方に、《神伝の法》の実習を始めて頂きたいと願うばかりです。

『霊魂三国史』を拝読させて頂き、改めて、これらのことの重要性を、再認識させて頂く機会を得ることが出来ました。

byなおいー

 

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『霊魂三国史』を拝読して」への2件のフィードバック

  1. 歴史とか戦略とか好きな方には面白い本だと思います(´艸`)
    未熟な霊魂たちの争いが書かれていますが、下の世界の悲惨な状況も分かると思います。
    死後は下の世界に入らないように、幽体を成長させて欲しいです。

  2. この世の戦争で死んだ霊魂達はあの世に行ってからどうなったのでしょうか。

    それは人ごとではなく、この世の人間にも影響があるようです。

    あの世で辛い世界に行ってしまうとどうなるのか。

    現実を知るには、大変参考になる本だと思います。

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