父の死

先日父が他界しました。享年89歳でした。59歳頃に脳梗塞を患い、30年近く左半身が不自由でした。

父は、契山館会員ではありません。元気の良いときは死後の世界を信じておらず、霊的な話しは嫌いでした。

脳梗塞を患う前にも、交通事故を起こしたことがあり、水波霊魂学で言う、幽質界へ移行する前の夢を見ている状態、所謂お花畑を見た経験をしたらしく、それ以来死後の世界を信じるようになったようです。

その話しは、他の人に言うのが恥ずかしかったのか、後にこっそり私に話してくれました。

その後も病気で入院することがあり、その時に、師に父の霊的状態を調査して頂きましたが、幽体はボロボロで、このままでは相当辛い世界に行ってしまうと指摘され、私は遠隔で霊術を施したことがありました。

大分時がたってからなのですが、何かの時に「お前があの時、何かやってくれたのか?」と聞いてきたので、「うん、やったよ!」と返答したところ「やっぱりそうか・・・」と言っていました。

何か夢でも見たのでしょうか、理由は聞きませんでした。

だからと言って、父は理解力が乏しいので、その後も霊魂学の話しをすることはありませんでした。

「父がこの世を去るときは、契山館会員である息子達が何とかする」と考えていたからです。

 

そして、いよいよ父が他界する時が来ました。

 

現代の霊的環境は劣悪です。ましてや、病気になれば入院しなければなりません。病院は邪霊や不道徳な霊魂の巣窟です。

新型コロナウイルの影響もあり、面会も出来ず、部屋の番号も教えてくれません。

霊術をしたかったので、何とか聞き出そうとしたのですが、担当医は「会えないのが分かっていて何故聞くのか?」と言うような不審な顔をして教えてくれません。

今ある限りの情報と、リモートの画面で撮った父の写真で遠隔の霊術をやり続けました。

効果がある感覚はあったものの、この条件で大丈夫なのかさすがに心配になり、忙しい師のお時間を割いて頂くには大変恐縮だったのですが、父の霊的状態を見て頂きました。

低い幽気の付着もなく、幽体に損傷はなく、未発達な霊魂の干渉もなく、それなりにオーラも伸びていたようで、何とかなっていたようです。

その後の対策をご教示頂き、しばらく続けていました。

 

入院から3ヶ月後、父は他界しました。家族と殆ど会話をすることも出来ず、不安だったと思うのですが、死に顔は大変安らかで、私の思い込みかも知れませんが、安心している感じでした。

 

霊魂学的に葬儀に意味はありませんが、母が納得しないのと、コロナ渦なので、家族葬で父を見送りました。

父は会員ではありませんでしたが、無事、補助霊方に迎えに来て頂き、上の世界に行けたのではないかと思います。

 

大切なのは、華やかな葬儀ではなく、幽体を健全化し、とりあえず上の世界に行ってもらうこととずっと思っていたので、これで一安心です。

 

一凡人である私が、契山館の水波霊魂学、神伝の法、霊的技術のおかげで、自分以外の人も霊的に救ってやれるということ。

私は契山館の修行者であることに深く感謝すると同時に、一人でも多くの人に契山館を知ってもらわなければいけないと改めて思いました。

 

byガンリキ

 

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父の死」への3件のフィードバック

  1. コロナの影響で、部屋の番号さえ教えてくれないんですね( ̄□ ̄;)!!
    それでも遠隔の霊術が上手く行ったみたいで良かったですね~!
    一安心ですね(*≧∇≦)b
    死後の下の世界は、相当辛い世界みたいなので、下の世界に入らないように、幽体を成長させて欲しいです。

  2. このような場合、本当は何と申し上げるべきなのか分かりませんが、ガンリキさんのお父様は、上の世界へ入られたご様子、何よりであったと思います。

    人間として、この世に生まれた以上、私達は死後、何としても上の世界へ入るべきで、間違っても苦しみに満ちた、下の世界へ落ちてはならないはずです。

    それなのに、現代の劣悪な霊的環境下においては、《契山館》以外には、死後確実に、上の世界へ入るための方法が存在しないのが現実です。

    会員となって、自ら《神伝の法》の《霊的トレーニング》を行えば、もちろん確実でしょうが、家族に会員が居れば、ガンリキさんのお父様のように、《霊術》によって対処することも可能であるところが、また《契山館》の凄いところでもあります。

  3. お悔やみ申し上げます。

    コロナ渦の入院期間中の霊術は大変であったことかと思います。
    ゆっくりご静養ください。

    霊的な救いを得られたのなら、最高の親孝行であったことかもしれませんね。

    自分も6年前に父が他界したとき、闘病中から霊術を定期的に行ってました。
    霊術により、病気回復を期待していたかのか、分かりませんでしたが、
    毎回、1時間以上かかっても、文句も言わず、霊術を受けてくれたのは幸いでした。

    会には、その際に大変お世話になり、半年後には幽魂祭も行われ、
    ただただ感謝してます。

    家族との血縁は、他界すれば無きものですが、
    この世で唯一の救いがあることが何よりの光です。

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