なおいー写真紀行第116回、海外(その16)

今回の1枚目は、南イタリアのターラントの街の夜です。20年以上前のことで(2020年11月記)、記憶が薄れているので、南イタリアの別の街である可能性もあります。

手前に写っているのは、多分、ローマ時代の遺跡です。北イタリアでは少な目ですが、イタリアではそこら中に、ギリシャ時代やローマ時代の遺跡があります。

2枚目はイタリア本土とシチリア島を隔てている、メッシーナ海峡を結ぶ連絡船からの画像です。

連絡船は、本土側のヴィッラ・サン・ジョヴァンニと、シチリア島側のメッシーナを、30分ほどで結んでいます。

メッシーナ海峡は最狭部が3キロほどしかなく、航路も10キロに満たないので、船が出港したかと思うと、あっという間に入港になります。

面白いのはこの連絡船、イタリア本土各地と、シチリア島内を結ぶ旅客列車を、乗客を乗せたまま積み込むのです。

あまり大きい船ではないので、列車を3~4両に分割して積み込むのですが、乗客は乗換が不要で便利です。

日本でも昔、青函連絡船で行われていたようですが、高波を受けて客車が横転する事故が発生したため、乗客を乗せたままの客車の航送は中止されたそうです。

なお、貨車の航送は、廃止まで続けられていました。

メッシーナ海峡には吊り橋をかける計画があると、以前から聞いていますが、財政難で何度も計画が中止されているようで、いまだに完成したという話は聞きません。

(本写真紀行シリーズ内で使用している画像は、自宅近郊で撮影したものを除き、全てコロナウイルスの感染が拡大する以前に撮影したもので、2020年2月下旬以降に撮影した画像はありません)

byなおいー

 

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なおいー写真紀行第116回、海外(その16)」への3件のフィードバック

  1. 素敵なお写真ですね~!(≧∇≦)
    遺跡や遺物を見ると、はるか古代の方々の息遣いを感じて、ワクワクします(^v^)

    ・ メッシーナ海峡を結ぶ連絡船
    YouTubeに動画があったので見てみましたが、当たり前のように船へと電車が入っていくんですね~。所変わればで、面白いですね!

    知らない所を知るには、YouTubeは本当に便利ですね。
    あっ、こちらのブログをご覧くださる方には、ぜひ契山館・広報部の動画をおすすめします(^o^)
    https://www.youtube.com/channel/UCSkdoce35q8won5HjXRTsJA/featured

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