日本の死者数と主な死因

本稿は2021年1月30日の投稿文、〈5千2百人と138万人〉の続編ですので、ご興味をお持ちの方は、合わせてお読み下さい。

上記の投稿文を作成してから、約半年が経過しましたが、本稿を作成している2021年8月6日現在、新型コロナ・ウイルスの収束の目処は立っていません。

現時点での日本国内における、コロナ・ウイルス感染症による死者数の累計は、約1万5千人ですので、約半年の間に5千2百人から、1万人ほど増加したことになります。

これだけの数の方が亡くなられたということが、大きな問題であることは、間違いないことでしょう。

もし、コロナ・ウイルスが蔓延しても、その感染によって亡くなる方が皆無であるとするならば、コロナ・ウイルスがここまで社会生活に重大な影響を与え続けることはなかったかもしれません。

やはり死というものは、それだけ私達にとって、重大な問題なのでしょう。

それは、この世の一般的な意味においてのみならず、死後の世界の実在を確信している私としては、亡くなった方が、死後に、どのような世界へ入られたのか?という意味においても大問題だと思うのです。

もし、亡くなった方の大多数が、幸せに生活出来る世界へ入っておられるのであれば、ブログで、このような記事を書く必要もないかもしれません。

しかし現代は、この世で生きているうちに、肉体と重なっている《幽体》という霊的身体を健全化しておかないと、死後は恐怖や苦痛に満ちた世界へ、落ちてしまうことが多いそうです。

肉体の寿命は長くても100年程度ですが、死後の世界での生活は、いつ終わるとも知れず、ずーっと続いていきます。

すなわち、一度、苦しみの世界へ入ってしまうと、その終わりの見通せない苦しみが、いつまでも続いてしまう可能性が高いのです。

私は、この事が、最も重大な問題だと認識しているのです。

 

不思議なことに、私達は普段、日常生活の中で、〈人間が一人の例外もなく、死ぬ存在である〉という現実から、目を背けてしまうことが多いように思えてなりません。

死が人生の終焉であって、消滅を意味すると考えているなら、それはそれで大問題でしょうし、死後は死後の世界で、霊魂として生き続けると考えているならば、死後にどのような世界へ入るのかという、前述した意味において、大きな問題だと思えるのですが・・・。

いずれにしても、死が私達人間にとっての、避けることの出来ない重大事であるとするならば、決して目を背けて、この世で永遠に生き続けるがごとく、錯覚してはならないと思うのです。

死という現実を直視しておかないと、いずれ遠からず、後悔せざるを得ない時が来るのでは?と思えてなりません。

すなわち、コロナ・ウイルスが蔓延しようがしまいが、人は必ず死ぬもので、私達にとっては極めて身近な現実であることを、忘れてはならないのでは?と私には思えるのです。

ちなみに、2020年の2月頃に、日本国内でコロナ・ウイルスの蔓延が始まってから、現在(2021年8月)まで、約1年半ですから、その間の日本の総死者数は、約210万人程度(年間約140万人として)だと考えられます。

そしてその内、コロナ・ウイルスに感染したことが原因で亡くなった方は、約1万5千人ですから、総死者数に占める割合は0.7%ほどです。

ご参考までに、1年半の期間中(2020年2月~2021年7月)の、主な死因による死者数と、総死者数(約210万人)に占める割合は、およそ以下の通りだと推測することが出来ます。

1位 がん、約58万8千人、約28%
2位 心疾患、約31万5千人、約15%
3位 脳血管疾患、約16万8千人、約8%

その他、上位ではありませんが、
不慮の事故、約6万3千人、約3%
自殺、約3万1千人、約1.5%

本稿は、コロナ・ウイルスに感染して亡くなられた方の、人数の意味について論じることを目的としたものではありませんので、この点についての私見を述べることも控えさせて頂きますが、皆様はどう思われたでしょうか?

 

さて話を戻しますと、私達は、年間約140万人、毎日平均約3千8百人、毎時約158人、毎分約2、6人の方が亡くなっているという現実から、目を背けてはならないと思うのです。

毎年140万人が亡くなるということは、日本の人口が約1億2千5百万人ですから、単純に考えて、毎年百人に一人より多い方が亡くなっている計算にもなります。

肉体の死をもって終焉、消滅であると考えるのも、死後は霊魂として生き続けると考えるのも、皆様お一人お一人の自由かもしれません。

しかし、本来、霊的な生命体であり、霊魂として霊的な世界で生活していた、潜在された記憶を持つ私達人間は、死後に霊魂となって、霊的な世界で生き続けるという思想を、そう簡単に否定し切れるものではないだろうと、私には思えてなりません。

何しろ、死後の世界や霊魂が存在しないと、証明されたことは、ただの一度もないのです。

ぜひ、このブログを訪問されたのを機に、《水波霊魂学》を学び、霊的な真実を知って頂きたいと願っております。

byなおいー

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日本の死者数と主な死因」への2件のフィードバック

  1. 人間は死後も続きますからね~(`・ω・´)
    死後の事も真剣に考えないと後悔しますよ((((;゜Д゜))))ブルブル

  2. 私の仕事関係でも、コロナに罹るのが怖いのでワクチンを打っている人が増えています。やはり皆さん死ぬのが怖いのでしょう。ワクチンの情報も色々ありますが、結局「死ぬのが怖い」と言うことなのだと思います。

    なのに何故、死後の世界がある可能性を考えないのか不思議でなりません。消滅なら何も考えることもないかもしれませんが、「もしも」のことを考えればやはり重大な問題だと思います。

    コロナウイルス関連のニュースも異常に思えますが、コロナでなくても人はいつ死ぬか分かりません。死後の世界が存在し、そこで厳しい現実が待っているとすれば、ワクチンも大切なのかもしれませんが、幽体の健全化が何より優先事項なのではないでしょうか。

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