イタリアこぼれ話(36)「イタリアの1階は・・」

日本では通常、建物の地表と同じ高さの階が1階で、そこから上がるごとに2階3階・・・となっています。アメリカでは、確か同様だったと思います。

ところがイタリアでは、日本で言う2階が1階になり、地表の高さの階は0(ゼロ)階、又は地上階となります。これは、ヨーロッパの他の国でも同様です(全ての国かどうかは未確認です)。

言い換えると、イタリアの1階は日本の2階に、イタリアの5階は日本の6階に当たります。

イタリアの階層に1を加えると、実質的に日本と同じ階層になるわけです。

旅行中にエレベーター使う機会が多いのは、やはりホテルでしょう。

地上階などから、自分の部屋のある階に向かう時には、特に注意する必要はありません。

部屋が5階だったら、そのまま〈5〉のボタンを押せば、5階(日本の6階)に着きます。

問題は、自分の部屋のある階などから、地上階へ降りたい時です。

うっかり〈1〉のボタンを押して1階で降りてしまうと、日本の2階で降りたことになるので、「どこにも出口がない」と慌てることになりかねません。

地上階へ向かう時には、〈0〉又は〈T〉(伊語で地上を表す略語)のボタンを押す必要があるわけです。

分かっているつもりでも、急いでいたりすると、咄嗟に〈1〉を押してしまいやすいので要注意です。

ちなみに地下は、通常、地下1階が〈-1〉、地下2階が〈-2〉・・と表記されていて、実質的にも日本との差異はありません。

byなおいー

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イタリアこぼれ話(36)「イタリアの1階は・・」」への3件のフィードバック

  1. (* ̄0 ̄)おおー!
    「ゼロ」をあるとするか、ないとするか、
    エレベーターの階表示一つにしても、数字の捉え方が出ていて、面白いですね~!
    ちょっと気になって「ゼロ」について検索したら、なんだか哲学的な話になってました。
    難しすぎて私には理解不能です。。。
    数学や物理を突き詰めた先には、霊的な事柄へのヒントがあると思うのですが、物理界の天才たちにも、頭の悪い私にも、水波霊魂学は万人に門戸を開いてくださっています!

群馬ブログ編集部:ゆず へ返信する コメントをキャンセル

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