赤城山 女の観音様が寝ているらしい

関越道を走りながらの帰り道、ふと思い出したことがありました。
以前ラジオで「赤城山は、女の観音様が寝ている姿に見えるんだ」と年配の方が語っていたのです。

よくある話で、言われてみればなんとなく、見えるような見えないような、そんなものだろうと思いながら、赤城山に向って運転していました。

すると、「見える!、見える!!」誰かと共感したい気持ちになりました。

考えてみれば、じっと山を見つめることも無くなってしまったし、星空を眺めることもありません。
せせこましく生活し、心のゆとりも失ってしまったのでしょうか。

昔の人々は、この山を見つめ神様に祈っていたことでしょう。

 

byイクラマン

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上毛かるたを考えた人は偉い

上毛かるた

上毛かるたは、作られてから70年ほど経つそうです。
今では、各地に郷土かるたがありますが、その先駆けと言えます。

遊びならが、楽しく郷土の歴史や文化、名産などを、かるたを通して学んでしまうのです。
学んでしまう、へんな言い回しに聞こえますが、僕は生まれも育ちも埼玉です。

両親が群馬出身なので、田舎に帰ると上毛かるたを、いとこ達とやるのです。

もちろん、群馬県人は上毛かるたが小学校の必修で全く勝てませんでしたが、そんな僕も、今でもいくつかの句を忘れずに記憶しています。

七五調の短い句の中でポイントを絞り込み、上手くまとめることで、記憶に残りやすくなるのでしょう。

つ

「つる舞う形の群馬県」子供心に群馬をうらやましく感じました。

埼玉県は例えが無かったからです。芋??

群馬県人であれば、地名が分からなくとも、「鶴のこの辺だよ」と言えば、理解できてしまうのです。

 

また、群馬出身者は上毛かるたの上の句を読むと、まるで忍者の合言葉のように、下の句が帰って来るという噂です。

群馬県の小学生のみですが、上毛かるた大会も続けられています。
「もっと強くなって、上毛かるたの全国大会を目指す」という笑い話もありました。

しかし、現在では「大人たちの上毛かるた日本一決定戦」も行われるようになっています。

夢の全国大会の出場が叶った方も、いることでしょう。

 

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上毛三山

群馬には赤城山(あかぎさん)、榛名山(はるなさん)、妙義山(みょうぎさん)という名山があり、これらを総称して上毛三山(じょうもうさんざん)といいます。
これらの山を群馬県民は、とても親しみを感じています。
  赤城山
  榛名山
妙義山  妙義山
運動会の時には、「赤城団」  「榛名団」 「妙義団」 という組み分けをするのが一般的だそうです。足りない場合は、「浅間団」が加わります。(もちろん地域によって異なることもあります)

また、赤城団【赤】 榛名団【青】 妙義団【黄】 浅間団【白】というように色も決まっているようです。
赤城山の赤は言うまでもありませんが、榛名湖の湖面の青、妙義山が黄色く染る紅葉(上毛かるたの影響かも)、浅間山が雪化粧し白煙を上げている白、といった感じにイメージと重なってきます。
(色分けも地域によって異なる場合もあります)

さらに、群馬県の環境の維持発展のために、活動している「超速戦士G-FIVE」も存在しています。
アカギレッド、ハルナブルー 、ミョウギイエロー といった具合です。

また、ご当地アイドル「あかぎ団」もいます。
群馬各地のイベントや群馬テレビ、FM群馬に出演しています。

群馬県民は、こうして郷土に愛着が深まって行くのだなと思いました。

 

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群馬県と上毛

群馬県では上毛(じょうもう)という言葉を、いたる所で目にします。
上毛三山、上毛かるた、上毛新聞、上毛電鉄、上毛高原駅などなど。

上毛とは、単純に古くから呼ばれている群馬県のことです。

上があれば下もあるんじゃないの?と思われる方も多いはず。
下毛(しもつけ)は、栃木県に当たりますが、あまり聞くことはありません。
理由は、皆さんの感じたイメージだと思います。

JR両毛線というが走っています。
これは、栃木県の小山市と群馬県の前橋市をつなぐ路線です。

もともと古代、両県は毛野国であり、それを上毛野国(かみつけのくに、こうずけのくに)、下毛野国(しもつけのくに)に分けたようです。
大昔は、群馬県は上毛野国、栃木県は下毛野国だったのです。

今でも群馬県の地区分けとして、中毛、東毛、西毛、北毛と呼んでいます。

栃木では下野(しもつけ)新聞が昔からあります。
平成の市町村合併により、宇都宮市の南に下野市(しもつけし)が誕生しています。
いずれも、毛が抜けています。

群馬県の別の呼び方として上州があります。栃木県は野州です。
下の毛同様、下の州という呼び名の印象が悪いことで使われなかったのでしょう。

余談になりますが、今のJRが国鉄から民営化された時、国電に代わる愛称を公募しました。
その結果「E電」と決まりましたが、ほとんど使われず、いつの間にかJRという呼び方をされるようになった気がします。

Eはエレクトリックの略かと思いますが(当時、僕は沖田浩之の「E気持ち」を連想しました)、エラーのEとかエロのEだとか言われて、姿を消してゆくのでした。
皆がその名を使うか、馴染めるかが生き残りを決めるのだと思います。

僕は、埼玉から群馬に越してきました。
新聞は「やっぱり読売でしょう」と思っていたのですが、群馬では上毛新聞は根強い人気だったのです。
県央、東毛、西北毛と地区分けされたニュースやイベント、おくやみ欄、みんなの広場というコーナーでは、生まれた赤ちゃんの写真を投稿できたり、最近では上毛つぶやきコーナーなどもあり、地域密着、読者参加型が支持を得ているように感じます。

上毛、これからもずっと生き続けることでしょう。

byイクラマン

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