大胡駅のすぐとなり、大胡電車庫があります。
ここの車庫には、珍しい電車も止まっています。
写真を撮ろうとしたら、ちょうど職員の方が歩いて来ました。
「写真撮っても良いですか?」と尋ねたら、「いいよ!、中も見学できるよ」と、
思いがけない言葉が返って来ました。
実は、この人、知る人ぞ知る元運転士の織田さんでした。
上電のイベントが行われるのは知っていましたが、突然の見学を歓迎してくれるとは。
群馬では、安中市松井田に「碓氷峠鉄道文化むら」があります。
広い敷地に、機関車からディーゼル車、たくさんの電車を見ることが出来ます。
解説をしてくれる織田さんに、「碓氷峠の鉄道文化むら」の話をしたら、全く乗って来ませんでした。
きっと織田さんは、ライバル視もあるかも知れませんが、ここは全く違うと言いたかったのでしょう。
「碓氷峠鉄道文化むら」は、いわば博物館で、ここ大胡電車庫は実際に稼働している電車庫なのです。
職員の方々の息吹を感じる現場そのものなのです。
昭和3年に建てられた車庫は、登録文化財の指定「トラス構造」の木造建築です。
まず、ポイント(線路の分岐器)の切り替えをさせてくれます(最初の画像で、線路と線路の間にあるパラボラアンテナのような形の物)
ゴットンという感じで、思っていたより重くなかったです。
運転席に乗せてもらいました。
今から連結しま~す。ウソです!
昔は、モーターが貴重だったそうです。
この部屋では、一つのモーターからベルトをつなぎ、複数の機械を動かすことが出来る仕組みになっています。
軌道自転車。
工具を載せて現場に向ったそうです。
桐谷健太さんやAKBの方、○○さんや○○さんも乗ったそうです。
イクラマンは最近、芸能人にうとくなり、後の方はチンプンカンプンでした。
鉄道マンだけに、実践と知識が伴い、質問にも丁寧に答えてくれました。
ここが博物館との大きな違いです。
説明は、20~30分くらい。
その後は壊したり、盗んだりしなければ、写真撮り放題、自由に見学して良いとのことでした。
どうしても、見られていると落ち着かないものです。
その辺を考えてくれているのだなと感じ、この電車庫に多くの方が訪れ、マナー良く見学してもらいたいと思います。
見学料は170円です。
織田さんいわく、たくさんの人に見てもらいたいし、何度でも来てもらいたいとのことでした。
13:00~15:00までの間の30分程度。(作業等都合によりご案内できない場合もあります)
事前に予約をした方が確実です。
なんと、一往復10万円で車両貸切も出来るそうです。
殿様気分でお一人で。(さみしそう)
ワイワイ友達や親戚、はたまたサークル仲間や同僚と。
お弁当を食べたり、ビールなどの持込みも良いそうです。
素敵な思い出なること間違いなし。
帰り際、お礼のあいさつをしたら、職員の方々みんなで「ありがとうございました」と言われ、
気持ち良く電車庫を後にしました。
上毛電気鉄道サイト
http://www.jomorailway.com/index.html
byイクラマン
♬♪ お近くの支部集会へ、ご見学に来ませんか? ♪♬
いきなり見学ができるなんて凄いですね(´∀`人)
職員の方々の対応が、親しみやすさを感じました。
テツオにはたまらない場所ですね。芸能人が行くくらいだから結構有名なのかも。
10万円で貸切は、何かに使えそうですね。
テレビ番組でも、いく度か紹介されたようです。
また、各社バスツアーの予定もあるそうです。
鉄道や古い車庫も魅力的ですが、ベルト駆動の工作機械が!(@_@)
ぜひ実物を見てみたいです。
鍛冶場もあり、そこで部品も作るようです。
織田さんは、そこで実演しようと意欲満々でした。コークスの袋がたくさん積んでありました。