「上毛かるた」にもある吾妻峡(あがつまきょう)です。
耶馬溪(やばけい)とは、大分県を流れる山国川(やまくにがわ)の渓谷です。
耶馬渓六十六景と呼ばれ、見所が沢山あるそうです。
それでは、新しく出来た十二沢パーキングに車を止め、渓谷を下って行きます。
猿橋という立派な橋が架かりました。
猿橋の上からの眺め。
さらに立派な看板も。国の名勝とあります。
ここを歩いたのは久しぶりです。
渓谷沿いの道のカーブに、檻(おり)があって熊がいました。
遊歩道を下り、鹿飛橋があります。
渓谷を実際に鹿が飛び渡ったのか、飛び渡れそうなだけなのか定かではありません。
ここからの眺めは、猿橋より低い位置で間近に見ることができます。
吾妻(あがつま)の地名は、古事記や日本書紀に登場する日本武尊(ヤマトタケル)に由来します。
日本書紀では、妻を亡くしたヤマトタケルが長野との県境、鳥居峠(碓氷峠という説も)に立ち、いく度も嘆息(たんそく)し「吾妻 はや」 (わが妻よ) と偲ばれたそうです。
さらに、「かれ、その国を名付けて、吾妻といふ」(それゆえ、その国を名付けて、吾妻という)ということです。
余談になりますが、千葉県にも吾妻という地名があります。
群馬県人は“あがつま”と読んでしまいがちですが、“あづま・あずま”と読みます。
両県には、吾妻と書く神社があります。
こちらも、群馬県は、あがつま神社で千葉県は、あづま神社と読みます。
神奈川県の三浦半島と千葉県の房総半島を結ぶ 浦賀水道(アクアラインのさらに沖)があります。
今でも潮の流れが早く、海難事故が起きやすい箇所です。
ヤマトタケルは強行し渡ろうとしますが、嵐に見舞われてします。
弟橘媛(オトタチバナヒメ)、ヤマトタケルの妃(きさき)は海の神の怒りを鎮めるため、海に身を投げてします。
すると海上は、嘘のように静まったそうです。
ヤマトタケル一行は、無事千葉県の海岸にたどり着くことができました。
その後、オトタチバナヒメの片袖が海岸に流れ着いたそうです。
ヤマトタケルがオトタチバナヒメを偲んで、「君さらず 袖しが浦に 立つ波の その面影を 見るぞ悲しき」と詠いました。
「君さらず」が木更津、「袖しが浦」が袖ヶ浦という地名の由来です。
オトタチバナヒメの遺品が納めら建立されたのが、木更津にある吾妻神社ということです。
長くなってしまいましたが、故事にまつわる地名もたくさんあるようです。
古事記、日本書紀はかなり古く、内容も異なるため諸説あります。
東吾妻町は、東村と吾妻町の町村合併により生まれた地名です。
吾妻は、古典によれば東(あづま)という意味です。
東の東町。
「合併で くどい感じの 東吾妻町」字余りすぎ。
「重箱の 隅をつつく イクラマン」
by イクラマン
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吾妻が古事記や日本書紀に由来があるとは知りませんでした。修行者的には古事記と聞くと、また見方が合わります。
それにしても紅葉が最高ですね。因みに今私は、上毛かるたで言えば「水上、谷川スキーと登山」の水上に仕事で行っております。そちらも紅葉が絶好調です。
全然関係ありませんが、先日も仕事の下見で上毛かるたで言う「分福茶釜(ぶんぷくちゃがま)の茂林寺」の近くへ行ってきました。最近は日本一暑いところではなくなった館林です。
菊まつりをやっていました。写真を撮ってくれば良かったかな。
古事記になると足柄山となり、場所が異なるようなので、確かめようがないのが真実です。
吾妻の地名の由縁については問題ないと思います。
標高の高い所は、紅葉が綺麗ですね。
以前、谷川のロープウェイに乗ろうと思いましたがキリがまいてると思い、モグラトンネルで引き返して来ました。
来年の初夏にでも行きたいです。
今年の夏は、酷暑でこの先どうなるかと思いましたが、季節はめぐり晩秋を感じるようになりました。
茂林寺、戦車がまだありますか?
館林に嫁いだいとこがいますが、七五三に親戚を招き、結婚式の披露宴のように会場を借りて祝っていました。ビックリです。
館林の菊まつり、年の瀬を感じさせます。
戦車の存在は知りませんでしたが、多分なかったと思います。30年以上前の記憶で、確か本物の狸も居たと思ったのですが、それも見当たりませんでした。
ぶんぶく茶釜、語呂が良いですね。
家に「ぶんぶくちゃがま」の絵本があり、綱渡りをしているタヌキの茶釜が好きでした。
茂林寺に行き、ここがその舞台だと思うと、お寺なのにワクワクしました。
戦車に乗った写真は、50年近く経ってしまったようです。
もちろん、カラー写真ですよ。
ありがとうございました。
紅葉が綺麗な所ですね~!(´∀`人)
紅葉は、こ~よ。
アハ体験の脳科学者によると、こんなことを言う人は脳のブレーキが効かないそうです。
こんな人がいたら、要注意です。
「吾妻」の地名に、そんな由来があったとは、大変勉強になりました。古事記や日本書紀日本の古代ロマンには、いつもワクワクしますね。
長野の山は、スキー場があるような奥の方は紅葉が終わっていますが、高度が低い山、町中の木々は良い感じです。山の中のたっぷりとした紅葉はまだ楽しめていなかったので、写真嬉しかったです。河も綺麗ですね(*´▽`*)
それにしても、今年の秋はなんだか変でしょうか。先日東京でサクラが咲いたと聞きましたが、こちらでは栗の花がポツポツ咲いていたりしているようです。(通常は5月~6月)
台風が多く来た影響という話も聞きますが、こんな事は初めてで、皆で不思議がっています。
※長野県の紅葉の具合について間違った状況を書いてしまったので、修正しました。失礼いたしました。(11/7)
詳しい情報、ありがとうございます。
先日、ラジオで聞きましたが、立冬なのに北海道で雪が降っていないとのことでした。
初冠雪は、早かったようですが。
異常気象が当たり前の昨今。
自然相手の仕事をしている人達は、平年並みの気候であることの有難さを、つくづく感じていると思います。