「子供たちのためのスピリチュアルなお話-クリスマス編-」を再読して(その2)

前回、「子供たちのためのスピリチュアルなお話-クリスマス編-」を再読して(その1)に続いての内容です。

「3 クリスマス」においては、以下のように述べられています。

(引用始め)
「クリスマスというのは、イエスという特別な魂がこの世に生まれた事をお祝いする日です。
(中略)
ですから、本当はイエスや神様について語る日なのです。
ですが、日本では、(中略)ケーキを食べる日になって
います。ケーキを食べても良いし、パーティーをしても構いません。ですが、クリスマスはイエスを知る日である事を知った上での、パーティーにしてほしいものです。」
(引用終わり)

日本のクリスマスについては、一部のキリスト教徒の方などを除けば、ほとんどケーキを食べて、子供達がプレゼントを貰う日になってしまっています。

私はヨーロッパでクリスマスを過ごしたことが、何度もありますが、現在のキリスト教の是非はともかくとして、皆でイエス師の生誕を祝おうとする、宗教的な雰囲気は強く残っています。

クリスマスが近づくと、町中でクリスマスの挨拶が聞かれ、12月25日には、会社も商店も全て休みになって、皆で地元の教会のミサに参列するという風習が残っている国が多いです。

公共交通機関が運休になることもあるので、旅行者は要注意です。

日本で同じようにはいかないでしょうし、同じようにする必要性があるとも思いませんが、少なくとも、クリスマスという名を冠するのであれば、今、この瞬間にも、私達人類の、霊的な進歩・向上のために活動しておられる、偉大な《キリスト》、《イエス師》に思いを馳せる機会とする必要があると思います。

「5 高貴な御子(みこ)」には、

(引用始め)
「実は、イエスは神様のような霊魂達が、この世の人達に神様の事を教える為に誕生させた、特別な魂だったのです。
この世の人達は神様の事が分かりません。霊魂の事も見えません。ですから、霊魂ではこの世の人に神様の事を教える事ができません。
そこで、神様の事を話せる立派な魂を、この世に生まれさせる事にしたのです。
ですが、そんな貴いイエスを、人々は殺してしまいました。それを見た神様のような霊魂達は涙を流しました。(中略)
神様のような貴い霊魂には、大勢の部下の霊魂達がいました。その霊魂達が怒りました。そして、口々に言いました。「この世の人間を殺してしまい、その後は、地獄に落としましょう。」
(中略)
地獄に落とせと言う霊魂達に、イエスが言いました。 「人々はこれからでも、神様の教えに目覚めるかもしれません。人々を応援してください。私の弟子達は未熟です。ですが、真剣に神を信じる者も大勢います。その人達の心を信じてあげてください。」
部下の霊魂達は、イエスの言葉に従いました。
(引用終わり)

とあります。

《イエス師》がこの世を去られてから、約2千年の歳月が流れましたが、私達人類は、この《イエス師》の思いに応えてきたのでしょうか?

現代の加速化するような、霊的な環境悪化という現実を直視すると、残念ながら、答は「否」だと想像せざるを得ません。

しかし、《神伝の法》の霊的トレーニングが降ろされている今、最早、過去と同じような失敗は許されないと思っています。

私達は、別に難しいことを求められているわけではありません。

まずは《神霊》から与えられた霊的トレーニング法を、素直に受け入れて、行っていくだけだと思います。

「6 霊的なクリスマス」の中では、《霊的なクリスマス》という特別な儀式について、お母さんが、小学1年生のショウちゃんに、語りかけます。

(以下引用)
「そこに居るだけで良いの。
何も分からなくても、知らなくても良いのよ。
そこにいれば、貴い方々の側にいられる。それだけで良いの。そうすれば、自然に幽体が成長するの。
幽体と言うのは死後の世界で使う体だから、私達の目には見えないの。でも、幽体も体だから食べ物や飲み物に当たるものが必要なの。私達の幽体はそれをもらうの。だから、私達は何も分からなくても良いの。
高貴な方々の指示で働かれる霊魂の方々が、ちゃんと良いようにしてくださるから。」
(引用終わり)

とにかく、私達にとって最重要なことは、この世で肉体を伴っているうちに、肉体と重なっている《幽体》を成長させておくことです。

そうすれば、《幽質界》という《死後の世界》で、想像を絶するような、恐怖と苦痛に満ちた、地獄のような世界に落ちないですみます。

長くても100年程度の、この世での人生と違い、《霊魂》としての《死後の世界》での生活は、いつ終わるとも知れず、ずっと続いていきますので、下の世界へ落ちないということは、何よりも大切なことなのです。

《契山館》では《霊的なクリスマス》に限らず、様々な霊的な行事が開催される可能性があります。

また、様々な研修会や支部集会・分会集会等が開催されています。

難しいことは分からなくても、そのような行事に参加すれば、私達の《幽体》は高級な《幽気》という栄養分を吸収して、成長していくことも出来ます。

お子様とご一緒に、ご参加頂ける行事もありますので、開催日時等を、お気軽にお問い合わせ下さい。

byなおいー

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「子供たちのためのスピリチュアルなお話-クリスマス編-」を再読して(その2)」への4件のフィードバック

  1. 日本の場合、信仰に興味がない人はクリスマスイブの方が盛り上がり、25日にはもう終わっているような感じさえするような気がします。

    漠然とイエス・キリストに関係ある日と言う認識くらいはあるとは思いますが、イエス・キリストが
    どのような存在だったのか考えることもないのでしょう。

    書籍にあるように、本来信仰は難しいことなどどうでも良いのだと思います。現代では霊的状態が劣悪になり、昔のようにはいかないのかもしれませんが、単純に神を思う気持ちがあれば、何とかなったのかもしれません。

    せめて子供たちには、単純で素朴な信仰心のきっかけになってほしいです。

  2. ペーパーバック版は字が大きくて、子供と二人で読むのに良い感じです。
    こういう絵本こそ、多くのご家族に広まらなくてはいけないですよね。

  3. 本場のクリスマスはとても素敵なのでしょうね♪(*^_^*)

    日本にいて、真のクリスマスを知ることができるなんて、どれだけ幸運なことかと考えてしまいます。

    いつかは、色々な言語に翻訳されて、世界中で読まれるべき書籍だと思います。

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