「霊魂は居ると思いますか?」を再読して(その1)

以前から、紙の書籍のペーパーバック版が出版されていた《霊魂は居ると思いますか?》が、最近、電子書籍化され、kindle版が出版されました。

kindle版は販売価格もペーパーバック版の半額程度ですし、クレジットカード等で購入後、ダウンロードすれば、パソコンやスマートフォン等で、すぐにお読み頂けます。

まだ、本書をお読みでない方は、ぜひ、この機会にお読み頂きますよう、お勧め致します。

さて、《霊魂》や《死後の世界》は、存在するとも存在しないとも、証明されてはいません。

このブログをお読みの皆様は、どのようにお考えでしょうか?

本書によりますと、「《霊魂》や《死後の世界》が存在するのかしないのか、どちらとも言えない」と言うのは、科学的には正しい見解ですが、真実は有るのか無いのか、どちらか1つだということです。(第5章第1節)

やはり、《霊魂》が存在するのかどうか?それは、私達、この世に生きる人間にとっては、最重要なテーマなのではないでしょうか?

なぜならば、《霊魂》が居るのか居ないのかによって、《死》の意味が全く変わってしまうからです。

《霊魂》が居ないということは、《死後の世界》は存在しないことを意味し、《死》は消滅を意味します。

一方、《霊魂》が居るということは、《死》は消滅ではなく、その後《死後の世界》で《霊魂》として生き続けることになります。

私達は肉体の死をもって消滅するのか、《霊魂》として《死後の世界》で生き続けるのか?

これは人間にとっての、最重要な問題であって、今晩の主食をご飯にするか、パンにするか等と、同列に扱えるような、すなわち、通常、どちらでも良いと言えるような問題ではありません。

人間にとって、一生をかけて探求してでも、その答えを見出ださなくてはならない、最重要、最優先のテーマなのではないでしょうか?

《死》とは、遅かれ早かれ、必ず直面せざるを得なくなる時が来るのです。それを自身には関係のない、他人事のように漠然と考えているとしたら、いずれ後悔せざるを得なくなる時が来るのでは?と案じられます。

本書の第5章『霊魂が本当に居たら?』の『1、霊魂が居たらどうなるの?』において、《水波一郎先生》は、次のように述べておられます。

(引用開始)
『ここで大事なのは、もしも仮に、霊魂や死後の世界があった場合は、大変な事になるという事です。もし仮に、霊魂がそれを伝えたくて霊魂現象を起こしてきたという場合は、否定している人達は、死後、辛い世界に入ったり、最悪のケースでは、罪を犯し続けている、という事も考えられるのです。』
(中略)
『霊魂を肯定する人達は、もっと真剣に霊魂を知ろうとすべきですし、どちらか分からないという人も、もしも、実在した時の事を考えて、霊魂についての勉強だけはしておいた方が良いのです。』
(中略)
『もしも、霊魂が本当にいたら、まず、死後の世界の事を知りたいはずです。そればかりではなく、この世にも霊魂がいるのだとしたら、皆さんにどう関わっているのか、そんな事も知りたいのではないでしょうか。』
(引用終わり)

繰り返しになりますが、《霊魂》も《死後の世界》も、実際には存在するのかしないのか、真実は1つです。

しかし、どちらが真実とも証明されてはいません。

ですから、どちらとも断定しかねる、とお考えの方も多かろうと推測しています。

そういう場合はやはり、有るかもしれないとの仮定の基に、準備をしておくべきだと思うのです。

なぜならば、有ると思っていて無かった時よりも、無いと思っていて有った時の方が、はるかに高リスクだと言えるからです。

有ると思っていたが、実際はなかったという場合は、死をもって自己の個性が消滅しているわけですから、その人にとっての死後の問題は発生のしようがありません。

でも、無いと思って、何の準備もしなかったところ、実際にはあったという場合には、死後に大変な事態に陥る可能性が否定出来ないのです。

生前に、死後に備えての準備を怠ったがために、死後にまるで地獄のような苦しみが待ち受けている、などということが、あり得るのです。

(その2)に続く

byなおいー

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「霊魂は居ると思いますか?」を再読して(その1)」への4件のフィードバック

  1. 死後の世界や霊魂を信じない人と論争してみても時間の無駄です。その人はその人の人生を歩んで頂くしかありません。

    しかし、信じる人はより確実な情報を知っておいた方が良いに決まっています。旅行先の情報は多ければ多いほど安心だと言う事と同じだと思います。

    旅行は情報収集に失敗してもまた行けますが、死後の世界は一度行けばこの世に帰ることはできません。

    であれば、今のうちにもっと良く勉強しておいた方が良いと思います。

    下の世界だけは絶対行かない方法を、地上にいるうちに知るべきです。

  2. 少しでもいるんじゃないか?と思う方は霊魂学を知ってください!
    科学では証明する事は出来ないと思いますけど、
    霊魂学を知ると、今までの矛盾とかが無くなると思います!(`・ω・´)

  3. 肉体から離れた世界が実在するなら、その時への備え具合に応じて、今後が変わるのでしょうね。

  4. 無いと思っていた死後の世界がもし有ったとしたら、否定して生きてきたこれまでの人生全てが否定されてしまう。だから怖くて認めたくない、という風に感じておられる方もいるようです。
    高齢になるほど、そんな風にお感じになるのかもしれませんが、知るのに遅すぎる、なんて言っている場合でありません。死後が苦しいものにならないように、お互い勉強しましょう。学んだ分は必ず報われますから。

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