「霊魂からの伝言」を再読して(その1)

アマゾンで紙の書籍、ペーパーバック版が販売されていた同名の書籍が、先日、電子書籍のkindleとしても発売されました。

本書を、まだお読みでない方は、この機会に、ぜひ、お読み頂くことを、お勧め申し上げます。

さて、本書の副題は、『霊的な人生とは』、更に、『霊媒が示す真のスピリチュアル!』『霊的な幸福?』となっています。

そして、ペーパーバック版の裏表紙には、
『安易に幸福を得ようとすると、落とし穴に落ちる。冷静な分析と努力が幸福へのパスポート』、『美しい心に憧れるのは当然である。しかし、その前に心の奥に住んでいる未熟な自分の事を知ってほしい。』
とあります。

また、本書の『はじめに』の末尾で、《水波一郎先生》は、
(引用始め)
『私は霊媒である。よって、本書の内容は、私に霊的な事を教えてくれる、ある霊魂からの情報によって出来ている。』
(引用終わり)
と述べておられます。

更に、同じく『はじめに』の中において、以下のような部分があります。

(引用始め)
『分からない事、知らない事だらけ。それが霊魂を信じるようになったばかりの、普通の人の感覚なのではなかろうか。
本書はそうした人達の為に贈る。
まず、何が大切で、何をしてはいけないのか、日々、忙しい中で、どんな事に気をつけなければならないのか、そうした事を示したいと考えている。

まず、日々の暮らしで、霊的な面で失敗したり、霊的な原因で不幸になったりしない為には、いや、少しでも幸福になるためには、どうすれば良いのか。
そうした日常的な疑問に対するアドバイスを、本書が果たせれば幸いである。』
(引用終わり)

私(本稿投稿者)の場合は、《霊魂》が実在することを確信出来るようになるには、かなり時間がかかりました。

その前段階の、《霊魂》が存在するのかどうか?つまり、私も肉体の死後は《霊魂》となって生き続けるのかどうか?

その答えを無性に知りたくなったのが、霊的な世界に興味を持ち始めたきっかけでした。

もし、私が霊的な真実を求め始めた当時、本書が既に出版されていて、運良く出会うことが出来ていたら、私の半生は全く違ったものになっていたかもしれまん。

少なくとも、いくつかの宗教団体やスピリチュアリズムにどっぷりと浸って、翻弄されることはなかったと思います。

私は本書と出会うことが出来なかったがために、本書にある通り、安易に幸福を求めて、何度も落とし穴に落ちてしまったのです。

残念ながら、私は、真実に辿り着けずに、進歩することなく、長年、同じ所をグルグルと回り続けていたようです。

人間とは未熟なものですから、少しでも楽をして幸福になりたいと願ってしまうものなのかもしれません。
しかし、本書にある通り、冷静な分析と努力を続けること以外に、真の意味での幸福を掴むための近道など、存在しなかったのです。

しかし、そんな落とし穴に落ちる常連だった私でも、本書を始めとする《水波一郎先生》のご著書に出会い、《契山館》に入会して、《霊的トレーニング》を始めたところ、ようやく真の幸福へと至る道を、歩み始めることが出来ました。

ここで申し上げたい事は、人生の早い時期、もしくは《霊魂》に興味を持ち始めてから短期間で、本書に巡り会われた方は、最高に運の良い方だと思います。ぜひ、このチャンスを掴んで頂きたいと願っております。

また、私のように、本書に出会うまで、長い時間がかかったと言い方も、今が正にチャンスという事で、決して遅すぎるという事はありません。

『第1章 生き方は自由』の『高級霊魂の世界に教えはない』では、以下のように述べておられます。

(引用始め)
『どんな生き方をしても自由です。ですが、死後、より苦労する事になる生き方と、そうでない生き方があります。また、この世においては、不道徳な霊魂の影響を受けやすい生き方と、そうでない生き方があります。』
(引用終わり)

それでは、どのような方が、死後、苦労することになるのか、というと、《幽体》という、この世では肉体と重なっている霊的身体が、不調になっている方です。

そこで、《幽体》が不調になる原因についてですが、その第一は、他の人の《幽体》の脳から発せられる、攻撃的な念です。

攻撃的な念は、物質ではないので、肉体を傷付けることはありませんが、念を受けた者側の《幽体》を、まるで銃弾で撃ち抜かれたかのように、ボロボロにしてしまいます。

ただ、現代は激しい競争社会になっているために、そこら中を攻撃的な念が飛び交っていて、攻撃的な念を受けるのを防ぐのは至難の技です。

そこで、対策としては、《神伝の法》等の《霊的トレーニング》を行って、《幽体》の抵抗力を強化して、多少の攻撃的念では、傷付かないようにすることが重要です。また、状況によっては、《霊術》で傷を修復することも可能です。

念の次には、不道徳な霊魂に干渉されることが原因だと言えます。

それでは、どのような方が、不道徳な霊魂に干渉されるのかと言うと、
『第2章 死後、辛い世界へ入らない生き方』の『5 霊的障害にならない為に』
において、次のように述べられています。

(引用始め)
『霊的障害にならない為に 霊的な障害を避ける生き方には、共通する部分がある。例えば、間気が減ると、不道徳な霊魂に干渉される恐れがある。幽気が減り、その結果として間気も減り、更に不道徳な霊魂に干渉される、という事にもなる。
という事は、間気、そして、幽気が増えると、不道徳な霊魂に干渉される危険が小さくなるという事なのである。
不道徳な霊魂が人間に干渉するのは、大抵の場合、霊的な隙があるからである。隙がない人を操るのは難しい。
(中略)

まず、不道徳な霊魂が関心を持つのは、間気が身体外部に流出している人である。これは、一番の狙い目である。隙だらけ、というケースである。
次には、流出した間気が身体に戻らない為に、間気が不足している人である。これも、隙だらけと言える。
更には、幽体からオーラという光のようなものが、ほとんど出ていない人である。これは、隙がある、というレベルである。
次には、幽体の活力が弱く、幽体オーラも出にくく、間気が流出し、かつ、少ないというケースである。こうした人は、不道徳な霊魂達から見ると、素晴らしい人である。霊魂達が泣いて喜ぶ人である。
(中略)
こうならない為には、まず、幽気を減少させない事が大切である。それが幽体における健康的な生き方と言える。
(中略)

物質の世界の場合は、幽体が肉体と重なっている。その為に、幽体は自由が利かないらしく、簡単には幽気を吸収出来ないのだそうである。何しろ、肉体の動きと同じ動作を強制されているのが幽体だからである。
よって、幽気を吸収する技術が必要になる。』
(引用終わり)

《幽気》と《間気》について、簡単に説明致しますと《幽気》とは《幽体》の中を流れている、血液のような霊的な気で、空気中にも存在しています。

その性質には高低があって、《高級な霊魂》は質の高い《幽気》を持っていますが、下層の幽質界の霊魂は、性質の低い《幽気》しか持っていません。

私達が《幽体》を健全化し成長させるためには、私達は高級な《幽気》と接触して、吸収させて頂くことが必要です。

《間気》とは肉体と《幽体》を接着させている糊のような半物質・半幽質の気で、物質にも幽質にも作用することが出来ます。

《間気》は《幽体》が生産しますので、《間気》を正常に保つには、《幽体》を健全化し、活力を高めることが大切です。

そして、《幽体》を健全化し、成長させるためには、高級な《幽気》を吸収することが不可欠なのです。

そのためには、やはり、《神伝の法》の《霊的トレーニング》を習得し実習することが最善だと言えるでしょう。

それでは、これ程、重要な《霊的トレーニング》で《幽体》を鍛えるということについて、今まで、全く述べられてこなかったのは、なぜなのでしょうか?

長くなりましたので、以降は、次回に投稿させて頂きます。
(その2)に続く

byなおいー

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「霊魂からの伝言」を再読して(その1)」への11件のフィードバック

  1. 霊的な主張はいろいろありますが、どれを勉強しても矛盾を感じたり納得がいかない人は是非読んでください。

    聞き心地の良い言葉だけでは人生の壁は越えられません。霊的な所に視点を向けなければ根本的な解決は難しいと思います。

    もしかしたら、今の悩みの原因が分かるかもしれません。

  2. このブログに辿り着いた方も本当に幸運だと思いますよ(*´艸`*)
    せっかくこのブログに辿り着いた方は是非、読んで頂きたいです!
    真のスピリチュアルを知ってください!(`・ω・´)

  3. 水波霊魂学のホームページを見ましたが、有名人は念の影響を受けやすく、下の世界に落ちるのは本当の話なのでしょうか?

    • あ 様 こんにちは。
      ご質問の内容を水波霊魂学のHPでご覧になられたとのことですが、「有名人だと絶対に下の世界に落ちる」ということであれば、間違いだと思います。

      有名・無名限らず、死んだ時の幽体の健康状態によって、死後の世界は決まります。
      契山館公式HP、アマゾンで発行されております各書籍をご参照いただければと思います。
      契山館公式HP「霊をさぐる」
      契山館 書籍一覧

      日常的に多くのメディアに出ているような有名人は、視聴者から多くの念を受けるから下の世界に入りやすくなるのでは?と思われるかもしれませんが、視聴者の怒りの念がTVに映っている有名人に的確に刺さることはあまりないようで、見ているTVや、念を出している方の周りにいる方たちに刺さることが多いようです。
      ただし、その念を出した人のバックに邪霊がいて、その念をTVに出ている相手に刺しに行く、なんて場合もあるそうですが。

      有名人であればあるほど多くの方と接するでしょうから、怒りの念を受ける頻度が上がりますし、死後下の世界に落ちるリスクも上がってしまうと思いますが、それは一般のサラリーマンにも同じことがいえるでしょうし・・・。

      有名人であっても、幽体の状態がさほど悪くない方はおられるかもしれませんし、部屋にひきこもって誰にも会わないような方でも、家族から呪いのような念を日常的に受けていれば、死後は下の世界に入ってしまう可能性が高いと思います。

      私たちは低い幽気が満ちたこの世を生きているのですから、誰であっても幽体の状態を上げる努力をしなければなりません。
      自分は有名でないからそんなに念を受けていないだろうし、死後は安全であろう、なんて思わないでくださいね。
      幽体を鍛えないまま死んでしまえば、誰であっても下の世界に落ちるリスクが高いです。残念ですが、そういう時代なのです。

      水波霊魂学を学ばれて、死ぬまでに幽体を鍛えてください。

      • それでは有名人が犯罪行為などで実名報道されてしまったりした場合は確実に地獄に落ちてしまうのでしょうか?

        • 「あ」さんこんにちは。ガンリキと申します。

          ゆずさんが丁寧に説明して下さいましたここがポイントなんです。

          「有名・無名限らず、死んだ時の幽体の健康状態によって、死後の世界は決まります。」

          地上での善悪は関係ないのです。

          幽体が不健全になる原因には、穢れた幽気に触れたり、吸ってしまったり、恨みなどの強い念により傷ついてしまったり、と言う事があるのです。

          幽体がボロボロで不健全であれば、順応しやすい場所が幽質界の下の方であり、そこには気性の荒い霊魂が多いので、想像をはるかに超えた暴力などで辛い思いをする可能性が高いと言う事なのです。

          「あ」さんは水波霊魂学に興味があるようですが、是非支部集会に見学に来てください。

    • 前科がおありになっても、社会的に罪を償っておられるのなら、一般の方と何ら変わりはありません。
      霊的な面でも自らのカルマを解消したいお気持ちであるなら、是非積極的に集会に参加されてください。

      • 有難うございます!検討してみます。
        あのアドルフ・ヒトラーでさえ霊的トレーニングをすれば死後の世界は天国に行けるのでしょうか?

  4. 個人でお答えするには限界がありますので、あとは、書籍やHPを読んでください。
    これ以降の、あさん、単細胞さんのコメントは非表示とさせていただきます。

  5. しつこくて申し訳ありませんでした。
    検討してみますのでもし入会すれば仲良くしてください。

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