QOL

先日、深夜に放送されていたドキュメンタリーの話しをしたいと思います。

私は深夜に放送されるドキュメンタリーが好きです。高い視聴率が望めない時間帯なので事実を淡々と伝えなんの答えも制作者の意図も反映されていない中立の立場をとった良作が多く、自分自身で考えさせられるところが自然に身近な問題と捉えることが出来るからです。先ずはその内容をお話する前に私自身の死生観をお話するのが良いと考えました。

私は死ぬことは怖くありません。それは水波霊魂学に出会う前からずっとそうでした。水波霊魂学に出会えて《神伝の法》の修行者になってからは怖くないが、全然怖くないになりました。しかし水波霊魂学を知識としてだけ入れて《神伝の法》の修行者になっていなかったら逆に死ぬのが怖くなっていたかもしれません。怖くならないにせよ、漠然とした不安の種は確実に生まれていたことでしょう。

しかし怖いものもあります。それは死に付随してくるかもしれない痛みや苦しみです。一見すると矛盾するかと思われるかもしれませんが私の中ではちゃんと整合性が取れている話なのです。分かりやすく説明すると即死ならOKで苦しみ抜いた末に絶命するのはNGと言うことです。ここで誤解して欲しくないのは即死出来れば自殺も選択肢として受け入れるのかということですが自殺という選択肢は少し複雑な霊的事情が絡んでいることが多いのでここでは同列に語りません。ただ私が考える必要な条件が揃っているのであればあるいは、という程度に留めておきます。

仮の話です。もし私が不治の病いに侵されてかなり正確な余命宣告がなされたとします。数々の条件によって選択する行動は変化しますが、第一候補としてあげられる行動は『何もしない』です。それからどの程度の苦しみと痛みが予想されるのかその痛みを回避する方法があるのかを調べて死に至るまでの期間に回避する方法があるのであれば行う医療行為は緩和医療のみを選択します。

しかしおそらく診断を下した医師は理解出来ないと猛反発することでしょう。死に至る可能性を回避出来る治療法を提示してくることもあるでしょう。私はその話を聞いてはみるとおもいます。しかしその治療法を受けるか否かは既に自分自身では明確なルールが出来上がっています。

それはQOL(クオリティー  オブ  ライフ)です。

直訳すると生活の質という意味ですが医療機関では病気自体の影響や治療の為の副作用、治療後の後遺症等で健康だった時と比較してどの程度、日常生活に支障をきたすのかを指し示します。また極端な例で分かりやすく説明しますが不治の病いの私がその治療法を受けると高い確率で死に至る原因の病気は完治しおそらく寿命を全うできるようになるのですが残りの人生はベッドの上で過ごし他人の介助が無ければ生きていけない状態になる時、QOLが著しく低下したと言えます。

費用対効果ではありませんが治療対QOLでQOLが大幅に低下するのであれば私は肉体の死よりQOLを重視します。正に『健康の為なら死んでも良い!』を地で行く考えですね。だから私は死に至る病いよりも命に別状はないもののQOLが極端に下がる病気が心底怖いと考えています。

ここで深夜に見たドキュメンタリーの話に戻りますがこれがQOLに絡む自身の死生観に思いを馳せる理由になったテーマだったのですがそれは『化学物質過敏症』を扱ったドキュメンタリーでした。

私は『化学物質過敏症』という病気があることは知っていましたしその病気に対して人並み以上の知識があると自負していましたが患者さんの日常生活を取材したドキュメンタリーを見て死に至らないまでもこれほどQOLを下げる病気が存在することに正直驚きました。以前は私のこの病気に関する知識と言えば花粉症や食物アレルギーと同様の免疫疾患の一つくらいに考えていたので知らないということは本当に恐ろしいことなのだと再認識しました。

『化学物質過敏症』について簡単に説明すると原因物質は石油化学製品全てです。つまり人間が人工的に作り出したもの全てに含まれています。特に揮発性の匂いのあるもの柔軟剤とかシャンプーとかボディーソープとか壁紙、合板の接着剤とが発症の原因になります。原因は不明で嗅覚神経を通して脳に直接影響しているらしいのです。意図的に匂いを付けていない農薬にも反応します。症状は多岐にわたり自律神経障害(頭痛、倦怠感)  精神障害(鬱、不眠)  消化器障害(下痢、便秘)  循環器障害(動機、不正脈)とそれ以外の症状も多数確認されています。

診断を下せる医療機関も全国に数えるほどしかなく医師の診察を受けたくても他人の服の柔軟剤やシャンプー、リンスの匂いでも症状が出る為に電車やバスにも乗れず医者にかかることも出来ません。運良く専門医の診察を受けることが出来たとしても更なる絶望が待っています。『化学物質過敏症』は有効な薬も無くインタビューを受けたおそらく日本でもトップクラスの専門医の先生が治療法は『養生』つまり何も方法がなく大人しく寝ているしかないと明言していたのです。

日本での患者数は予備軍も含めて人口の7.5%つまり13人に1人が罹患しているといわれています。もちろん正確に診断を下せる専門医が殆ど居ませんので『化学物質過敏症』と気が付かず生活している人も多くいるとおもわれます。実際に専門医の診断を受けて『化学物質過敏症』という病気と戦っている人にアンケートを行ったところアンケートに回答した全員、つまり100%の人が『自殺をしたいと考えたことがある』と回答したそうです。QOLの低さはやがて死を近づけることになるのでしょう。

ここからは私の経験に基づく私見です。答えではありませんし他人に対して私に起きた事が再現される保証は出来かねます。全て自己判断でお願い致します。

今年の春はとうとう花粉症の症状が出ないまま終了しました。その他の私のQOLを下げ続けた持病も今は殆ど消えてしまいました。どうしても日々、行う《神伝の法》の霊的修行が無関係だとは考えられないのです。幽体の不調は直接にせよ間接的にせよ肉体の病気の原因だと考えています。更に人によっては病気では無く何時も同じところを怪我すると言ったことの原因にもなり得ます。

進んだ現代医学を持ってしても『化学物質過敏症』のように原因は不明、治療法は『養生』という病気もあります。何かを感じて頂けたら幽体の健康というモノにも目を向けて興味を持って下さい。それが答えなのかもしれないのです。

byゆたんぽ

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5 thoughts on “QOL

  1. 肉体の事はお医者さんの方が専門ですから、詳しい事は分かりませんが、私自身も長年修行をやりながら、あるいは誰かに霊的治療を依頼され施術した経験から、幽体、幽気、間気が肉体に影響を与えているのは実感しております。

    かといって、難病と言われるものを霊術で完治できるのか?と言われると、重症になってからでは色々と問題があり、一言では説明できる事ではないと思います。

    ですが、幽体を健全にしておくことは、病気の予防になることは間違いないと思っております。

  2. 化学物質過敏症…、そんなに大変な病気だとは思いませんでした!
    私、症状はぜんぜん軽いのですが、日焼け止めやシャンプーは合わないものが多くて、添加物次第でアレルギーのようになります。(^o^;
    このまま悪化しないと良いのですが…。(ToT)

    肉体が健康な人もそうでない人も、現代人の幽体は不健康なのだそうです。霊的トレーニングは人類の必修科目ですね。

  3. 肉体は不便ですよね~(´・ω・`)
    それに比べて幽体は、死なないし、食べなくてよいし、働かなくてよいし(*≧∇≦)b
    でも、下の世界に入ってしまうと大変なので、しっかりと幽体を成長させて欲しいです(´・人・`)

  4. 今はどこでも化学物質だらけ、田舎だって農薬だらけですもんね。
    症状に苦しんでおられる方の悲しみに私達が言えることは、ゆたんぽさんの記事の通り、
    水波霊魂学を知って欲しい、ただそれだけですね…。

  5. 《契山館》で《霊的トレーニング》を行う目的は、霊的な進歩・向上だと言えましょうが、《霊的トレーニング》を行い、《幽体》が健全化し、《幽気》や《間気》の状態が正常になり強化されれば、肉体にも良い影響が出る場合があると思います。

    私自身も、《契山館》への入会前は、体調の悪い状態が続いていたのですが、入会後は、そのほとんどが解消して、体力的にも10歳は若返った気がします。

    とても、ありがたいことだと感謝していますが、このような言い方が許されるなら、私は、体調の改善が目的で入会したわけではなかったので、それは私にとっては、副次的に得られた、おまけのようなものだったかもしれません。

    もしかしたら、《霊的トレーニング》は、体調の改善等を第一に求めて、行うものではないのかもしれません。

    肉体と付き合うのは、長くても100年程度です。

    私達は、肉体の死後、それより遥かに長い年月を、《幽体》という霊的身体で過ごすことになります。

    肉体の病気で苦しんでおられる方が、《霊的トレーニング》を行ったとして、その病気がどうなるのかは分かりません。

    医師ではない私達には、肉体の病気が治るとか治らない、などと申し上げることは出来ません。

    それでも私は、病気で苦しんでおられる方にも、ぜひ、《水波霊魂学》を学び、《霊的トレーニング》を行って頂きたいと思います。

    それによって、《幽体》が健全になれば、肉体の病気がどうあれ、死後、上の世界へ入るという、最重要の目的を達することが出来るのですから。

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