世の中には、「死後の世界なんてない。人間、死んだら灰になって終わり。霊魂なんて馬鹿馬鹿しい」と主張される方がおられます。いわゆる唯物論と言うのか、もしかしたら無神論の一種なのかもしれません。
どれくらいの方が、そう思われているのかは分かりませんが、私の周囲にも何人かおられますから、一定数おられることは間違いないでしょう。
しかし私は、「絶対に霊魂や死後の世界など存在しない。絶対に死んだら消滅して、灰以外は残らない」との、100パーセントの確信をお持ちの方は、意外と少ないのではないか、と昔から思っています。
なぜならば、日頃「死んだら終わり。霊魂なんているはずない。今の時代、そんな非科学的なことを信じるなんて、どうかしてる」などと言っている人が、時に、死者を怖がっているとしか思えないような、言動をすることがあるからです。
例えば、最近、このようなことがありました。
状況設定は少し変えますが、私の友人の知人Aさんが、仕事から帰宅すると、自宅のリビングで、奥さんが亡くなっていたそうです。
奥さんは、最近、精神的に不安定だったそうで、どうやら自死であったようです。
Aさんは、その一軒家で、奥さんと二人で暮らしていたので、奥さんの死後は、その家で独り暮らしになってしまったのですが、怖くて一人で住めなくなってしまったそうです。
特に夜間には、2階の寝室から、奥さんが亡くなっていた1階のリビングへ、下りて行くことが出来なかったそうです。
そこでAさんは、友人宅やホテルを、泊まり歩いているというのです。
私はAさんとの面識がないので、Aさんが、霊魂や死後の世界について、どのようにお考えなのかは分かりません。
しかし、私が不思議だったのは、日頃、「人間死んだら灰になって終わり。霊魂や死後の世界なんて馬鹿馬鹿しい」と言っていたような方まで、このAさんの行動を「それは無理もない」といった捉え方をしたことです。
Aさんが、「一人では悲しみに耐えられない」と言っておられるのなら分かるのです。愛する奥さんが亡くなったのですから、悲しいのは当然でしょう。
けれども、Aさんは「妻が死んだ場所に、怖くて行かれない。いられない」と言っておられるわけです。
もし本当に、「人間が死んだら消滅するのだから、霊魂や死後の世界なんて、あるはずがない」との確信があるのなら、周囲の霊魂否定論者の方は、「死者が出た場所を怖がるのはおかしい」、と思うはずで、Aさんの行動には疑問を呈すると思うのです。
実際、口では「霊魂などいるわけない」などと言いつつも、夜の墓場へ行きたがらない方は多いですし、万が一、幽霊が出たら怖いと思っている方も多そうです。
また、最近の事件や事故で、人が亡くなった不動産物件を、事故物件と言うそうですが、そのような物件は、敬遠されることが多いとも聞きます。
やはり、《霊魂》や《死後の世界》の存在を、100パーセントの確信を持って否定している方は少なく、それらが存在するとの確信はなくても、《存在するかもしれない》と思っておられる方は、多いのではないかと、私は推測しています。
人間の肉体脳は物質なので、死後の世界である《幽質界》を知りません。
ですが、肉体と重なっている《幽体》は、元々、《幽質界》の存在だったのですから、死後の世界の存在を知っています。
《幽体》にとってみれば、自分自身が、死後の世界の《幽質界》に居た《霊魂》であったからです。
この世では、肉体意識が前面に出ているので、《霊魂》や《死後の世界》の存在を確信することが出来ないのは、仕方がないことなのかもしれません。
けれども、《幽体》と肉体は重なっているので、お互いに影響を与え合っています。ですから《幽体》意識の影響を受けた肉体意識には、《霊魂》や《死後の世界》の存在を、完全に否定することは、難しいと思えるのです。
ですから、「霊魂や死後の世界なんて、あり得ない」と思われている方にも、今一度、お考え頂きたいと私は思います。
本当に100パーセントの確信が、おありですか?
万に一つも、それらが存在する可能性はありませんか?
例えば、もし、幽霊が出たら怖い、などという恐怖感は全くありませんか?
もし、万に一つでも、「霊魂や死後の世界があるかもしれない。少なくとも100パーセント否定することは出来ない」と思われたなら、ぜひ、「もし、あったら?」という仮定の基に、《水波霊魂学》を学び始めて頂きたいと思います。
《霊魂や死後の世界》は、存在するともしないとも、証明されていないというのが、客観的な事実です。
しかし、確実なことがあります。
それは、人間は、いつか必ず死を迎えること。
そして、《死後の世界》があると思っていて、実際にはなかった時よりも、ないと思っていたのに、死んだらあった、という時の方がリスクが高いことです。
前者の場合なら、すでに自己は消滅しているので、問題が生じようがありません。しかし、後者だと、何の準備もしないまま、何が待ち受けているか全く分からない、別次元の未知の世界へ、移行することになるのです。
もし、準備を怠っていたがために、知っていれば避けることが出来た、苦痛や恐怖に見舞われるようなことがあったら、取り返しがつかないのです。
ぜひ、将来のために、《水波霊魂学》を学び、《幽体》
を鍛えるための《霊的トレーニング》を行っておいて頂きたいと願っております。
なお、幽霊の事に関しては、アマゾンで販売中の《水波一郎先生》著『これまで知らなかった霊魂の真実』の『第一章 霊魂って、いるの?』の『1 幽霊はいますか?』をお読み下さい。
また、《霊魂や死後の世界》が存在するかどうかが疑問の方は、同じく『霊魂は居ると思いますか?』を、お読み頂きますよう、お勧め致します。
byなおいー
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死後の世界や霊魂を否定する人も、現実に幽体と重なっています。だとすれば、その幽体の意識が、否定する自分に何かを主張しているかもしれません。
その何となく心の奥で引っかかる否定しきれない気持ちは当然です。人間は肉体だけではないのですから。
霊魂は否定しても、直感のようなことは信じられるとおもいます。その直感は霊的な事を抜きには語れないのです。
なおいーさんのおっしゃる通り、「もしかしたら?」と少しでも思うのであれば、水波霊魂学を学んでほしいです。
確かに100%否定している人でも、もしかしたら?とか思う人がいるかも知れないですね~。
ってそんな人でも、幽体があるんですからね(笑)
やっぱりどこかに霊的な部分があるのかも(*´艸`*)
霊魂学は、死後の法則を教えてくれるので、ぜひ学んでほしいです(*≧∇≦)b
死者に対して得体のしれない恐怖が漠然と、有るのかもしれません。
本能的な恐怖はいくら取り繕っても、湧いてくるのでしょう。
信じているように思われたくはないけれど、内心どこか信じている人って確かに多いですもんね。
お金を巻き上げたり、犯罪を起こすような宗教団体がいたとしても、だからといって霊的な事柄が無いなんて否定することはできません。
自分の心の奥の疑問があるのなら、正しく向き合いたいですね。
なおいーさんのおっしゃるように、100%確信をもって霊魂や死後の世界を否定している人って、少ないのかもしれませんね。
人生に行き詰ってから誰かに縋っても、邪な人に騙されてしまいます…。書籍は霊魂に興味がない方でも面白く読めますので、ぜひ読んで頂きたいです!