「神伝禊法」を拝読して

人類必読の霊的修行法です。

「神伝禊法(しんでんみそぎほう)」は、水波一郎先生を通して、神霊から降ろされた「神伝の法」の1つで、禊(みそぎ)という霊的修行法です。

「神伝鎮魂法(しんでんちんこんほう・同名の書籍がアマゾンで購入可)」と共に、「神伝の法」の2本の柱を成しています。

人間は、この世においては、肉体と幽体という二つの身体が、重なった状態で生きています。

しかし、肉体が死を迎えると、人間は霊的な世界へと向い、そこでは幽体という霊的身体で生活することになります。

この幽体で生活する世界のことを、幽質界と呼びますが、そこはある基準に基づく階層世界になっています。

幽質界には、地獄のように辛い下層世界もあれば、幸せに生活できる上層世界もあります。また、その上には、もっと高級な世界も存在するそうです。

そこで問題になるのは、その幽質界での行先を決める基準になるわけです。

一般的には、この世でどれだけ善行に励んだかとか、愛の深い人生を送ったかとか、最近では心の波長や、人格の高さによると言われたりします。

しかし、実際には、そのような基準によって、私達の死後の行先が決まるわけではないようなのです。

私たちの行先を決めるのは、肉体の死後の身体である幽体の健康の度合い、成長の度合いなのです。

この世で善行や愛行に励んでも、その善や愛が、霊的世界の価値基準と、合致したものとは限りません。また、心の波長が上がって人格が高まっても、それが肉体に付随する意識の人格であれば、死後の世界では通用しないのです。

つまり、この世でいくら善人として生きても、人格者になっても、それだけで幽体の健康状態が良くなったり、幽体が成長する、すなわち霊的に向上するというわけではないのです。

そして、幽体の健康状態が悪かったり、幽体の成長が不十分だと、幽体が健康で、活力がある霊魂が存在する、上層の幽質界には入れず、幽体が不健康で、活力の弱い霊魂が存在する、下層世界へ入ってしまいます。

今まで、様々な宗教等で述べられてきたことと違うので、理解が難しい方がおられるかもしれません。

しかし、考えてみて下さい。

この世においても、善行・愛行を実践したり、心の波長を高めても、それだけで、肉体の健康が維持できるわけではありません。

肉体の健康を維持するには、適切な栄養摂取と適度な運動が必要なのです。

それと全く同じことが幽体にも言えるわけで、幽体の健康を増進し、その活力を高めていくためには、幽体にとっての、栄養摂取と運動に当たることを、実践する必要があります。

そして、この、幽体にとっての、栄養摂取や運動に当たるものこそが、「神伝禊法」なのです。

禊とは、幽体の健康状態を悪化させたり、活力を低下させている穢(けが)れを祓(はら)い、幽体を健康にして、その活力を高めることです。

それによって、私達は、死後の幽質界で、下の方の辛い世界へ落ちることなく、幸せな世界へ赴くことが出来ます。また、この世にある間も、悪霊・邪霊に干渉されることなく、霊的に健全な生活を送ることが出来るのです。

「神伝禊法」は、現代のように霊的環境が悪化した時代において、私達、人類に真の意味での救いをもたらす、唯一の方法だと言っても過言ではないでしょう。

「神伝禊法」は、現在、3泊4日の合宿形式で指導がなされていますが、常時、行われているわけではありません。

この人類史上、類を見ない霊的修行法が、希望すればいつでも指導して頂ける時代が来れば、そして、世界中の人々に広まれば、人類の未来は明るい。私は、そうした希望を持ち続けています。

尚、本書では、「神伝禊法」で実際に行う動作などの説明はなされていません。

その理由も本書に詳しいのですが、神霊から降ろされた「神伝禊法」を行うには、正式な指導者の指導の下、高級指導霊との契約が不可欠なのです。

その契約によって、禊を行う時に必要な、高級指導霊との接点が生まれ、はじめて禊が成立するのです。

つまり、書籍を読んで、そこに書かれた禊を形だけ行っても、そこには契約に基づいた高級指導霊との接点がないわけで、禊を行う意味は全くないのです。

本書は、「神伝禊法」の意義、価値、その本質を学ぶための、手引き書だと言えるでしょう。

たとえば、習い事で、楽器の演奏を学ぶ時でさえ、いくら書籍から演奏法を読み取っても、実際の音が出るようにはなりません。あくまでも、指導者の下に入門して、弟子として指導を受ける必要があるのです。

ましてや、神霊から降ろされた禊法です。入門して最高の礼をもって教えを乞うのが当然だと言えましょう。

本書の著者、水波一郎先生が主宰される「契山館」では、強引な勧誘等は一切行っていませんし、退会も全く自由、また、会費等も常識的な範囲です。

ぜひ、「契山館」で、「神伝禊法」を実習して頂きたいと思います。

水波一郎先生著「神伝禊法」は、
紙の書籍のペーパーバック版と、
電子書籍のkindle版が、
いずれもアマゾンで、販売されています。

ご購入方法がご不明な場合は、このページ下部のリンク先から、契山館各支部、分会、
または、契山館広報部HPまで、お問い合わせ下さい。

byなおいー

「神伝禊法」を拝読して」への17件のフィードバック

  1. 禊に興味のある方は是非、読んで頂きたいです(´・人・`)
    世の中に多くある水浴びと、禊は全く違います。
    初伝は水を使いますが、水に力を流すから意味があります。
    水に力が流れなければ、ただの水浴びと何も変わりません。
    是非、本を読んで頂きたいです(´・人・`)

  2. パワースポットや癒し効果のある場所へ行って、その時は元気が出たような気になるかもしれません。ストレスを抱えた毎日では、気持ちの切り替えには確かに役に立つのかもしれません。ですが、実を言うと根本的には何も解決されていません。むしろ悪い影響を持ち帰っている可能性もあります。パワーや癒しを求めているのは、もしかしたら表面の自分の心ではなく、もっと奥の心(幽体の心)の叫びかもしれません。神伝禊法はそれに応え、潤してくれる法でもあると、個人的には感じております。

    • 匿名様、契山館群馬支部のブログを、お読み頂きまして、誠にありがとうございます。

      さて、今回、「神伝禊法はどんな方でも救って頂けますか?」、とのお問い合わせを頂きましたので、可能な範囲で、2つの観点から簡単に回答させて頂きます。

      詳しくは、まだお読みでないようでしたら、アマゾンで発売されている本書《神伝禊法》等を、お読みになりますよう、お勧め申し上げます。

      まず、救いに関してですが、《神伝禊法》を行うことによって救われるということは、全て霊的に救われるということです。

      具体的には、まず、肉体と重なっている《幽体》を健全化して、霊的に進化・向上していくということです。

      ですから、この場合の《救い》が、それぞれの方が、お考えの救いと同じであるかどうかは、個々のケースで判断しませんと、一概には申し上げられません。

      次に、「どんな方でも・・・」とのことですが、残念ながら、どのような方に対しても、《神伝禊法》の《禊》が成立するわけではありません。

      なぜならば、《神伝禊法》は専門の《指導霊》の方々の関与があって、初めて成立するからです。

      専門の高級な《指導霊》の方々にご助力頂くには、《神伝禊法》を、この世に降ろして下さった《神霊》への《信仰心》、指導を担当される《指導霊》の方々や、この世で指導を担当される方々などへの、礼節が欠かせません。

      残念ながら、このように、謙虚に頭を下げて教えを乞う、《神伝禊法》を求める、という姿勢がない方に対しては、《指導霊》の方々が関与出来ないので、形だけを習得しても、《禊》は成立しないそうです。

      以上を、参考にして頂ければ幸いです。

      • ご回答頂き嬉しく思っております。
        指導霊の方を敬い、礼儀正しい姿勢で神伝禊法に取り組めばどんなに未熟な人間でも死後は苦しまない世界で過ごすことができるのでしょうか?

        • 初めまして匿名様、ガンリキと申します。

          「指導霊の方を敬い、礼儀正しい姿勢で神伝禊法に取り組めばどんなに未熟な人間でも死後は苦しまない世界で過ごすことができるのでしょうか?」とのことですが、水波霊魂学の定義として、幽体が健全かどうかで、死後、その幽体が順応できる幽質界へ行くこととなります。性格が未熟かどうかではありません。あくまでも、幽質界の法則に沿うだけなので、幽体の状態で決まります。

          順応した先が、下層より下の世界となると、暴力的な霊魂が多いので、想像以上に苦しい現実が待っているようです。

          地上と違い、あの世は死がありませんので、苦しい世界に落ちますと、その苦しみがいつ終わるか分からないのです。ですので、私達契山館は、とにかく地上にいるうちに幽体を鍛えることを薦めています。

          その幽体を鍛えるのに最も有効なトレーニング方法が、「神伝禊法」であり「神伝鎮魂法」だと思っております。

          どちらのトレーンング方法も、本来の目的はもっと奥が深いですが、幽体を健全にすることができます。

          匿名さんはどのような救いを求めていらっしゃるのでしょうか?

          私たち契山館としましては、地上の人生だけではなく、死後の人生の事も考えてほしいと願っております。なおいーさんのおおっしゃる通り、霊的な救いを目指しております。そのためには、何としてでも生きているうちに幽体を鍛えることが大事だと思っております。

  3. 私の求める救いは死後に苦しみしかない地獄に落ちたくないということです。
    また、苦しみのない世界に行くことが出来れば、地獄に落ちてしまった人々を助けたいと願っております。
    色々なサイトを見ると、心が綺麗な人やいいことをいっぱいした人が天国に行けると書かれておりましたので、私のような自分のことしか考えてしかおらず、人の迷惑になってしまう未熟な人は地獄に落ちる運命なのだろうと絶望しておりました。
    そこで見つけたのがこのサイトでした。
    守護霊や指導霊の方を敬い崇拝さえすればお力を流していただけるのでしょうか?

    • 匿名様、再度、私なおいーから、返信させて頂きます。

      前回の返信で、ガンリキさんが述べておられた通り、《幽質界》と呼ばれる死後の世界での行き先を決めるのは、《幽体》という肉体と重なっている霊的身体の状態です。

      確かに、この世においては善行を為すことや、人格者であることは大切なことだと言えます。もちろん、法律を守り、社会常識を重視することも大切です。

      しかし、それらは《幽質界》での行き先を決めるための基準ではないというのが、《契山館》の主張です。

      例えば、善悪の基準も、肉体の脳が作ったものであって、時代や地域によっても異なります。そのようなものが《幽質界》でも通用するような、霊的な基準であるはずがありません。

      《幽質界》での行き先を決めるのは、この世の基準ではなく、あくまでも《幽質界》側の基準によるわけです。
      善悪でもなければ、人格が高いか未熟かでもないのです。

      《幽体》が健全であれば、《幽質界》の上層に入れる可能性が高まります。そこでは幸せに生きることが可能ですし、お話のように、希望すれば、《指導霊》の方々のお手伝いをさせて頂くような、機会があるかもしれません。

      一方、《幽体》が不健全だと、《幽質界》の下層に落ちてしまう危険が高まります。そこは、この世の、いかなるものとも比較にならないほどの苦痛が、終わりなく継続する恐ろしい世界のようです。しかも、一度落ちてしまうと、抜け出すのは極めて困難なようです。

      ですから私達は、この世で生きているうちに、何としても《幽体》を健全化させておく必要があるのです。

      しかし、ここでは詳述致しませんが、現代はこの世を取り巻く霊的環境が、著しく悪化していますので、何も対策を講じなければ、《幽体》は、どんどん不健全になっていってしまいます。

      そこで、《幽体》を健全化させるための対処法が必要になるわけですが、私の知る限り、《契山館》の《神伝の法》と呼ばれる《神伝禊法》と《神伝鎮魂法》の《霊的トレーニング》ほど、確実な方法はないと言えます。

      最後に、「守護霊や指導霊の方を敬い崇拝さえすればお力を流していただけるのでしょうか?」とのことですが、私は高貴な《霊魂》の方々に対する《信仰心》や礼節とは、《神伝の法》の《霊的トレーニング》を習得し、実習させて頂くための前提、言い換えれば資格のようなものだと認識しています。

      《信仰心》を前提にして、定められた手順に従って、真剣に《霊的トレーニング》を行えば、《指導霊》の方々のご尽力により、《幽体》を健全化することが出来ると言えるでしょう。

      以上、ご参考になれば幸いです。

      • 誠にありがとうございます。
        仮に守護霊や指導霊の方から力を流して頂けましても、その後、未熟者で日頃の行いが悪ければ見限ってしまって力を流していただけないことはありうるのですか?
        もうひとつお伺いしたいのですが、因果応報で悪いことをすれば地獄に落ちるという考えはどこに行ったのですか?
        因果応報というのは存在しないのですか?

  4. 神伝の法は、信仰を前提として次第を間違えなければ、どんな未熟な方でも見限られることはありません。私自身、自慢できる人生を送っておりません。

    それでも、もし見限られるとすれば、信仰を装っている場合です。行法だけ行っても、気持ちが裏切っている場合は、力が流れることはありません。

    水波霊魂学では「霊的カルマ」に人生を大きく左右されると言う主張はありますが「因果応報」と言う考え方はありません。

    もしよろしければ、新刊の「これまで知らなかった霊魂の真実」か「死後まで続く幸福のなめに」を
    読んでいただけないでしょうか?もしくは、当会関連のHPを見ていただければ幸いです。

  5. 匿名様、はじめまして。ゆずと申します。

    因果応報というのは、辞書によると「前世における行為の結果として現在における幸不幸があり、現世における行為の結果として来世における幸不幸が生じること。」とあります。

    しかし、この世での「良い・悪い」の価値基準は、時代により、国により、人により、まるで変わる、あやふやなものです。
    又、心の内側を考えますと、一見良い行いをしているように見えても、内心は人から良い人間に思われたいだけの虚栄心ばかりであったり、その逆もありえることで、自分の悪い部分は他人から隠そうと思えば、隠せるものです。

    水波霊魂学では、人間の生まれ変わりなどの法則は人が考えるように単純ではなく、又、人の価値基準のような移り変わりやすいもので幸不幸が決まるわけではないとお伝えしてします。

    世にいう「カルマ」とも違うので、他と分けるために「霊的カルマ」といっており、
    HP「水波霊魂学早わかり 」にはこのような内容があります。

    人には何回もの過去世があります。その記憶の中には大変に辛い心情もあります。そうした心情が表面の自分の心に影響を与える事により人生が不幸になったり、苦悩したりする事があります。神伝禊法はそうした霊的なカルマとも言える心情を和らげる為に行ないます。」

    良い人間になろうと日々努力することはとても大切です。それは誰もが当たり前だと考えることで、もしそれで死後の幸不幸が決まるのならば、わざわざ水波霊魂学が登場する必要などありません。
    ところが人の生まれ変わりなどの法則は、残念ながら人が考える価値基準で動いていないのです。
    この世の常識があの世では非常識になってしまう、そのズレをなんとか伝えたくて、水波一郎先生は契山館という会を立ち上げられました。
    是非HPや書籍などをご参考になさってください。

    • おふたり様のご返信はとても参考にさせていただいて気になったのですが
      因果応報が存在しないのでしたら現代では何をしても死後は咎められないのですか?

      • もうひとつお伺いしたいのですが、入会は誰でも出来ますか?
        お断りされることはございますか?

        • 当会の入会条件といたしましては、他の会員に迷惑をかけない、他団体と被らない、と言った必要最低限のマナーがあればだれでも入会できますが、最終的に入会できるかの判断をするのは本部です。

          もし、契山館に興味があれば是非一度、最寄りの支部集会に見学に来ませんか?問い合わせは、各支部、分会、または広報部へどうぞ!

      • 人間はどう生きようと自由です。死後は幽体の質に見合った世界に移動するだけのことであり、仮に何か犯罪を犯したからといって、神様が直接罰を与えるわけではありません。

        ですが、罪を犯したことによって被害者など色々な方から強く恨まれ続けられでもしたら、幽体は活力を失い、死後は想像もつかないような苦しみが待っていることでしょう。

        現代は霊的環境が悪く、普通に生きて、普通に死んだ人でさえ、邪悪な霊魂に始終痛めつけられるような世界に入ってしまう状況とのことです。
        犯罪はともかく、自分を顧みて、地獄に落ちるような心配がおありになる方は、是非霊的トレーニングを習われて、幽体の状態を改善させていただきたいと思います。

        ただし霊的トレーニングを習ったとしても「これで死後は安泰だ。どんな悪いことをしても大丈夫」などという考えでいれば、それこそ守護・指導霊から見限られるかもしれません。
        なおいーさんがおっしゃった「高貴な《霊魂》の方々に対する《信仰心》や礼節」の欠いた考え方であると思われるからです。

        又、あまりに常識外れの考え方や行動をする方であれば、契山館は会員として在籍をお認めになるかどうか分かりません。

        契山館の指導霊団は、これまでの行いの悪さを反省し、人生をより良く生きたいと泣く方の涙であれば、必ず拭ってくださいます。
        そのような方には、先ずはガンリキさんがお薦めされた書籍などをご覧いただき勉強していただければと思います。

  6. ゆずさんのコメントに心救われております。
    皆様は誘惑に負けてついつい悪い心になられた時はどうされていますでしょうか?
    ガンリキさんのお言葉を信じて紹介された本を読んでみます。

  7. 私は本当に弱い人間なので、悪心に負けてばかりです。
    昔はそんな自分が大嫌いでクヨクヨばかりしていましたが、修行を重ねてきましたら、そんな自分でもいつの間にか大切に感じられるようになってきたように感じます。そんな感情が生まれてくるなんて、私には奇跡としか思えず、とても感動しています。
    直せないところは諦めるとして、ここは改められるかも、と思えるところだけは頑張ろうと思っています…それでも負けてばかりですが。

    匿名様、書籍を読んでいただけましたら、疑問が正確に、多く解決されます。
    霊的トレーニングを通しての感想であらば、会員の私どもでも心から真実をお伝えできますが、霊魂学の内容に関してはどうしても主観が混ざり不正確になってしまいがちです。
    書籍を読んでいただくことを何度もおすすめするのは誤解を生まないためです。
    私どもはホームページや書籍を読んで頂くことを期待しておりますので、ここで匿名様からのご質問の受付は一旦締め切らさせていただきます。

    匿名様には「たましいの救い」も是非お読み頂けたらと思います。

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