イタリアこぼれ話(その9)「パスポートがないとホテルに泊まれない」

日本人が日本国内で、ホテル等の宿泊施設に宿泊する場合、通常は公的な身分証明書の、提示を求められることはありません。

ですから、その気になれば、個人情報を偽って宿泊することも出来てしまうでしょう。

ところがイタリアを始め多くの国では、パスポート等の公的な身分証明書を提示しないと、宿泊施設に泊まることは出来ません。

イタリアでは、イタリアを含むEU圏内の国籍保持者は、パスポート、または日本のマイナンバーカードに当たるような、公的なIDカードが必要で、それ以外の外国人はパスポートが必要です。

その規則は厳格で、当時(2000年頃)、世界的なスターであったイタリア人オペラ歌手が、IDカードを忘れたために、ホテルを追い出されたと話題になっていました。

当然、誰でも顔を知っている超有名人であったわけですが、顔パスとはいかなかったようです。

ちなみに、イタリアを始めとした多くの国では、外出時にパスポート等の携帯が義務付けられていて、警察官等から提示を求められたら、提示をする義務があり、不所持だと罰金を取られたり、外国人だと大使館等に連絡されたりします。

さて、その後その大物歌手がどうなったのか気になるところですが、そのホテルのあった街が、歌手の自宅から50キロ程しか離れていなかったので、おそらくは運転手付きの高級車で、自宅へ帰ったものと思われます。

長距離の移動は、自家用ジェット機という大物でしたから・・・。

それほどのオペラ界の頂点を極めた大歌手でしたが、病気で亡くなって15年近くが経ちます(2021年3月記)。

果たして彼は、《幽質界》の上層に入れたのでしょうか・・・。

彼は、私が大きな影響を受けた歌手の一人であり、直接の面識はないものの、同じ先生の元で学んだ兄弟子でもあるので、気になるところです。

15年前なら、現在ほど霊的環境が悪化していなかったかもしれませんが、当然ながら《神伝の法》の《霊的トレーニング》とは無縁であった彼に、上の世界に入れた可能性はあったのでしょうか・・・。

私は、彼と違って、歌手として大きな成功を得ることは出来ませんでした。

しかしながら、私はこの世に生きるうちに、《契山館》に辿り着き、《神伝の法》と出会うことが出来ました。

この世で、どんなに成功を収めようが、栄華を極めようが、肉体のあるうちに、《死後の世界》で使用する《幽体》を健全化させておかなければ、何の役にも立たなくなる時が来ます。待っているのは、筆舌に尽くし難い塗炭の苦しみです。

この世に生あるうちに、《神伝の法》と出会うこと。それ以上の人生の目的も、成功も存在しないのでした。

byなおいー

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イタリアこぼれ話(その9)「パスポートがないとホテルに泊まれない」」への4件のフィードバック

  1. パスポート不携帯にそこまで厳しい処分があるのですね!

    お国柄は、本当に様々で、大変興味深いですが、
    どんな国で生活していても、人間にとって霊的な事柄を求めることが何より大切である事は、決して変わりません。
    神伝の法との出会いは、まさに生きる目的であり、成功ですよね!

  2. 殆どの人には理解して頂けないと思いますが、自家用ジェット機で移動する大物オペラ歌手より、なおいーさんの方が絶対運が良かったと思います(^.^)

  3. 身分証代わりの運転免許みたいに持ち歩いてる感じなのですかね^^;
    15年前のイタリアと日本では、また霊的環境が微妙に異なるのでしょうか。

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